私の壮大な勘違いでなければ

 
マミー(義母)と私の仲は現在良好である。
 
そもそもマミーと私は趣味や好みが似ており、
 
マミー推薦の映画は大抵面白いし
 
マミー宅の食器はどれもセンスが良いし
 
誕生日とクリスマスには
 
私好みのアクセサリーや小物を贈ってくれる。
 
エリック氏はあまり服飾関連に興味がないので、
 
我が家にはエリック氏がくれたアクセサリーより、
 
義母がくれた物の方が圧倒的に多い。
 
 
いや、まぁえぇけどな。
 
 
さてそんな我が家だが、
 
なんと先日ついに
 
マミーの言動を巡って夫婦喧嘩が勃発した。
 
 
 
 
ことの顛末はこうである。
 
この日も飽きもせずに
 
マミーとLINE(のようなもの)をしていた私。
 
マミーは映画やドラマ鑑賞が趣味なので
 
私はよくオススメを聞くのだが、
 
この時はちょうど
 
3周目のダウントンアビーが終わりそうだったので、
 
似たようなドラマで
 
良さそうなものを聞いていた。
 
マミーの返答はこうである。
 
 
「あぁ、それなら〇〇〇がオススメよ!
雰囲気はあなたが求めてるのと違うかもしれないけど、
イギリスでも大人気作品で、
確かあれもシーズン8くらいまであるし
私も大好きで良く見てるの。」
 
「おぉ、長いですね…。」
 
「全部見るのはきっと大変ね。
私のお気に入りはシーズン4なんだけど、
主人公の親友が結婚直後病気で死んだ時は
涙が止まらなかったわ…。」
 
 
 
 
マミーよ、
 
突然壮大なネタバレをぶっ込んで来たな。
 
 
 
 
マミーを擁護しておくと
 
私はあまりネタバレを気にしないタイプで、
 
むしろ長編作品は
 
見る前にwikiで大筋を確認して
 
面白いかどうか先に判断する外道である。
 
それ故私的には
 
マミーったらうっかりさんね☆
 
くらいの笑い話だったのだが、
 
ところがどっこい
 
これを笑い飛ばせない男が身近にいた。
 
ネタバレは地獄落ちに値する罪
 
と思っている男、
 
エリック氏である。
 
 
 
「自分でオススメしておきながら
そんなストーリーの大事な部分をネタバレするなんて!
マミーはおかしいです!」
 
「いや、まぁ別に良いじゃないか。
私は気にしないし、
君は始めから見るつもりもなかっただろう。」
 
「だとしても、これは明らかにルール違反です!
マミーに抗議のメールを送ります!
 
「やめろ、私とマミーの友情にヒビが入る。
そして何度も言うが、
私的にあまりにどうでも良い案件だ。
どうしてもと言うなら、
私を倒してから行くんだな!
 
「くっ…!」
 
 
 
なお主人公の親友は二人いるので、
 
今はどちらが死ぬのか予想しながら
 
楽しんでいる次第である。