結婚前の話になるが、 

 

ある日のこと。

 
「もんちゃん、あんた方に食べ物を送っちゃろう。」 
 
とばぁばから連絡があった。
 
それはもちろん大変有り難いのだが、
 
未だに私のことを
 
小学生かなんかだと思っているばぁばである。
 
基本的に送ってくる食べ物は、
 
こどもが自力で食べられるインスタント食品。
 
まぁそれはそれで
 
エリック氏の非常食としては助かるのだが、
 
時としてばぁばの優しさは、
 
ちょっと行き過ぎる傾向にある。
 
 
 
「今回は鍋用のスープを送っちゃろうね。
 
これがあったら、家でも簡単に鍋が食べられるばい!!
 
野菜だけ買えば良いとよ!」
 
 
 
それはなんと、世紀の大発明だなー。
 
 
 
「作り方も紙に書いて送っとこうかね。
 
パパっと家で美味しいご飯が食べられたら良かろう?」
 
 
 
いや、レシピに関しては気持ちだけ納めさせて頂きます。
 
 
 
「しゃあしかろうばってん、もんちゃん、
 
野菜もきちっと食べらないかんばい。
(煩いと思うだろうけどね、野菜も食べなきゃだめよ)
 
外食ばっかりじゃ、栄養が偏るとよ!」
 
 
 
 
いや、平日は自炊してます。
 
 
 
と、一通りいつもの途方もない会話をこなしたところで、
 
ふとばぁばが言った。
 
 
ばぁば 「もんちゃん、あんた今、エリックさん方に居候しとるとかね?
 
そしたら、エリックさん宛に荷物を送らないけんね。」
 
私 「同棲ね。住所変更の手続きしてるし、私宛で届くよ?」
 
ばぁば 「いや、ばぁばは、よう分かっとぉとよ。
 
それじゃあ届かんばい。」
 
 
いや、届きますって。
 
 
と、ばぁばとやり合ったところで気力の無駄なことなど、
 
これをお読みの皆様も周知の事実。
 
ばぁばがエリック宛に送りたいなら、そうすれば良かろうと思い、
 
エリックのファミリーネームを伝えてみた。
 
 
が、
 
 
ばぁば 「‥‥は?なんち??」
(なんて?)
 
私 「ウィリアムズだよ。ウィーリーアームーズ!」
 
ばぁば 「ビリアムズ?」
 
私 「ウィリアムズ!」
 
ばぁば 「フィリアムズ?」
 
私 「ウィ!」
 
 
 
何の会話だよ。
 
 
 
私 「ほら、ばぁばの大好きなウィーンのウィだよ。
これなら分かるでしょ。」
 
ばぁば 「あぁ!ウィーンのウィやったとね。
それならばぁばも分かるばい。」
 
 
と言ってばぁばから実際に届いた郵便物は、
 
 
 
【エリック内 もん】
 
 
 
と言う、
 
ダイイングメッセージばりに意味不明な宛名だった。
 
 
受け取る私が恥ずかしかったぞ、ばぁば。
 
 
 
+++++++++++++++++
 
 
 
ツイッターの方で呟かせて頂きましたが
 
私の胃をキリキリの舞にさせていた
 
波乱の結婚披露パーティが先週終わりました。
 
その辺のことも
 
ぼちぼちここで触れていきたいと思います。
 
 
ちなみに、先にネタ晴らしすると
 
ばぁばとエリック氏は、ほぼ喋りませんでした。