前回までのお話
思ったより大長編になりましたが今回でおしまいです。
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>(前回のタイトルが)2017年になってますよ
おやおや、これが今年の話だといつから錯覚していたんですか?
(※スミマセン、間違えました)
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バス停の下見までしたバスに目の前を通過され、途方に暮れていた私達。
そもそも乗る予定だったバスは
フェリーの運航時間に合わせて出ているバスなので
実はそんなに時間的に余裕がある訳ではない。
仕方がないのでタクシーか・・・・?
と思っていたところ、先ほどの親切な女性が
「ねぇ、次に来るバスがフェリー乗り場のすぐ近くを通るの。
そこでバスを降ろしてもらって、歩きなさいな。」
とこれまた親切にも教えてくれた。
あぁ、それならまぁ急げば何とかなるだろう。
と思いその女性とともに次のバスに乗り込んだ私達。
彼女が運転手に事情を説明してくれたのだが、
運転手は何故か訝しげに
「え?フェリー乗り場の近く?どこの話だい??」
と言う。
女性 「ほら、○○○の交差点よ、あそこからフェリーはすぐじゃない。」
運転手 「いやだが、あそこの交差点からフェリーはかなり遠いだろう。」
女性 「え?そうだったかしら?」
男性 「歩けば1時間はかかると思うが・・・・・」
いやいや、フェリー、出航してしまいますがな。
結局ここからバスで交差点までは連れて行ってもらい、
交差点にあるパブでタクシーを呼んでもらうことにした私達。
しかし今度はこのタクシーが待てど暮らせど来ず、
最終的にフェリー乗り場に我々が飛び込んだのは
乗船時刻かなりぎりぎりであった。
国境警察 「遅いよ。バスに乗って来なかったのかい?」
エリック 「(息が切れている)」
警察 「・・・・分からないのか?君、どこから来たんだ?」
エリック 「スコットランドから。」
警察 「で?いつどこからスコットランドに入国したんだ?」
エリック 「いやいや、僕はスコットランド人です!!!」
強いて言えば20数年前にマミーのお腹からだろうか。
警察 「・・・で、君は?パスポート、見せて。」
私 「あぁ、はいどうぞ。」
と、パスポートを見せようとした私を遮って再び警官が口を開いた。
警察 「そこに持ってるのはEUの身分証だね。それで良いよ。」
私 「あぁ、はいどうぞ。」
警察 「・・・ドイツ語?これじゃだめだよ。パスポートを見せなさい。」
いや、これ見せろ言うたのあんたやけどな。
警察 「君はどこから英国に入国したんだい?」
私 「エディンバラですよ。」
警察 「では入国スタンプを確認させてもらおうか。」
私 「えぇどうぞ。」
ぱらぱらぱらぱらぱらぱら ぱらぱらぱらぱらぱらぱら
ぱらぱらぱらぱらぱらぱら ぱらぱら
ぱらぱらぱらぱらぱらぱら
警察 「・・・・・・・・・・・・・・・・スタンプはどこだ!!!」
前々から思っていたが、
パスポートの適当に開いたページに適当にスタンプを押す欧州のシステムは
こういう時に非常に困るので、いい加減なんとかして欲しい。
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こうしてすったもんだの末に、何とか無事フェリーに乗り込んだ私達。
帰りのフェリーの中で死んだように眠りながら、
無事スコットランドに上陸出来たら、バス会社を訴えてやる・・・・!
と心に誓ったのだった。
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次回「バス会社訴訟編」に続きません。
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