前回の放火(ではないが私の中では同罪)事件から数日、

かつてない程火の取り扱いにだけは敏感になっていた私だったのだが

あれ以来点けっぱなしのロウソクに出迎えられることもなかったため

「きっとあれは単なる消し忘れだったのだろう・・・・」

とそっと胸をなでおろしていた。

いくら外が極寒で、そのうえもうすぐクリスマスだとは言え

燃え盛る自宅でキャンドルサービスなんぞ死んでもご免である。




と思っていた、矢先のこと、

先日ハウスメイトの一人がキッチンのロウソクに火を点けて回っているのを目撃した。

その日は家の中に私もいたので、それ自体には何の罪もなかったのだが、

「こうしてロウソクを眺めると落ち着くわぁ」

とほほ笑んだ彼女が、

未だ薄ら煙の上がるマッチ棒をポイとゴミ箱に捨てたのを、私はしっかりこの目で捕捉。


しかもあろうことか、リサイクル用の古紙を入れているゴミ箱である。




燃えるわ、どあほおおおおおおおお!







「なんで!?なんでマッチ棒を紙屑の中に!?」

と問い詰める私に驚いたのか

「えっ。マッチ棒ってリサイクル出来ないの!?」


と完全に斜め上の発想で狼狽えるハウスメイト。

直後私の質問の意図に気付いたのか

「あ、大丈夫、火は消えてたし、これまでゴミ箱で発火したこともないから!

と私を安心させるようににっこり微笑んだ。



いやいやいや、それ何の慰めにもなってませんがな・・・・・




二度と古紙の箱の中にマッチを捨てない事だけは誓約させたが、

我が家が巨大なキャンプファイヤーになる日は案外近いのかもしれない。




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彼女には電気式ロウソクをクリスマスプレゼントとして贈ろうと思います。