そういえば先日のホリデー中、わりと久しぶりに飛行機に乗った。

普段からあちらこちらへ頻繁に旅行しているせいか

「飛行機に乗り慣れているイメージ」

と良く言われるのだが、

私が旅行する場合、そのほとんどはバスと電車とフェリーの合わせ技である。

まぁそもそも飛行機嫌いだというのも大きな理由だが

私が飛行機に乗らない一番大きな理由はずばり

液体の機内持ち込みに制限があるから


である。





こいつ・・・何を密輸する気や・・・・






と妄想を膨らませた読者様には申し訳ないが

私が国境を越えて持ち運びたいのは、別に危険物でも怪しいお水でもない。

風呂場周りで必要なもの一式である。

以前にもちょろっと書いたが、極度の乾燥肌で敏感肌でアトピーである私。

毎日朝と夜、全身に保湿クリームとヴァセリンを塗らないと

すぐに体中ががっさがさのかっぴかっぴになる上

シャンプーや石鹸等でかぶれて発疹が出来ることも多い。

それ故外泊の際には、

シャンプー、トリートメント、ボディウォッシュ、洗顔料、ハンドソープ、保湿クリームを

全て持ち込みたいのが本音。

長期滞在なら洗濯用洗剤だって持参したいくらいである。

が、ここで壁として立ちふさがるのが

『液体は1つ100ml以下』

の規則である。

もちろん、これが空の安全の為に絶対に必要なルールだと言うことは理解している。

が、正直私のような人間にとって100mlは厳し過ぎるのも実情。

シャンプーなんかは日数に寄っては100mlでなんとかなることも多いが

100mlの保湿クリームなんぞはっきり言って4日持つかもたないかである。

大体一回のホリデーは2週間なので

どうしたって途中どこかで保湿クリームを買い足す必要があるのだが

未知の言語で書かれた謎のクリームを地肌に塗るあの瞬間の純粋な恐怖は

恐らく似たような境遇の方にしかご理解頂けないだろう。



さて、今回のホリデーは約2週間。

保湿クリームの問題はさておくとして、

シャンプー、ボディウォッシュ、ハンドソープは全て無添加石鹸一つでまかなうことにした。

これなら荷物も嵩張らず、その上固体なので量の心配もいらない。



と思っていたのだが、空港でちょっとしたハプニングが発生。




荷物検査員 「鞄の中に液体反応がありますね。出してください。」

私 「液体ですか?特に思い当たる節がないんですが・・・。」

検査員 「ふむ、ちょっと中を失礼・・・・あぁ、これですね。」



そういって検査員により引きずり出されたのは、例の固形石鹸である。




私 「いやいやいや、これはどう見てもこれ以上ない程に固体なんですが。」

検査員 「まぁ、今は固体ですが、溶ければ液体になりますので。



いやまぁ、理論上は確かにそうだが、石鹸の融点はものによっては100℃を超える。

万が一機内温度が100℃に達した場合、

私の石鹸が溶けているかどうかなどもはやあまりに些末な問題だと思うのだが


しかしプロの検査員がそういうのなら、そういうものなのだろう。
(と言ってもこれまで他の空港で石鹸を指摘されたことなどないが。)


とは言えその理論で行くなら

鞄の中のチョコレート類など完全にアウトじゃないのか。


困惑する私である。




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【追記】


預け入れ荷物に液体を入れてしまえば済む話ですが、

欧州の短距離路線は預け入れ荷物代がチケット代と別にかかることが多く

しかもそれが優しさの欠片もない金額だったりするので

なんとか機内持ち込み用の荷物に全て押し込めなくてはいけないのです。