ホリーさんの義理の弟ミックの彼女であるローレンが

この度めでたく女の子を出産した。

ちなみに
 
「・・・”彼女”が?」
 
と眉を顰めた読者様もいらっしゃるだろうが

英国と日本では結婚観にかなりの違いがあり

未婚のカップルの間の子供は社会的になんら問題ない。

なんならローレンは公立小学校教諭だが

未婚で出産し産休に入っても、
 
普通に皆から盛大に(時には過剰に)祝福される。



さて、間違いなく自分のホリデー中に
 
子供が生まれることが分かっていた私。

正直ミック&ローレンとは
 
わざわざ贈り物を持っていく程親しい仲でもない為

ホリデー出発前に
 
ホリーさんに出産祝いのカードだけ言づけておいた。

『女の子出産おめでとう!!!!』

と書かれた、
 
ピンクの可愛らしい花柄のカードである。

そう、実は私、恐らく当人たち+両家の両親以外で

唯一出産前から子供の性別を正しく把握していた人間であった。



私 「グラニー、私明日から長期ホリデーなので、
 
ローレンへのカードを先に用意しておきたいんですが、
 
一応確認しますけど、女の子で合ってますよね?」

グラニー 「どうしてわかったの?!」



そりゃあ、毎日黙々と
 
ピンクのカーディガンを量産する人間が家にいれば

嫌でも感付くというものである。




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さてホリデー開始後、
 
前回の教訓を生かし
 
きちんとグラニーに安否報告をしていた私。



私 『こんにちは、今エストニアに着きました。そちらの様子はどうですか?』

グラニー 『まぁ、もん!連絡をもらえて安心したわ!
 
こっちは今すごくお天気が良いわ。
 
気温もけっこう高くて、素敵な日になりそうね。
 
(中略)
 
ジルは今日職場で面接よ。
 
私はさっき視力検査に行って来たんだけど、
 
お医者様からまだ眼鏡はいらないって言われたわ!
 
(中略)
 
赤ちゃんはまだ生まれていません。』



ティーンの子供達が母親に向かって

“TOO MUCH INFORMATION!!!”
(そこまで言わなくていいから!!!)

と叫ぶ心境が若干理解出来た気がした。




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さて、その数日後の土曜日昼、
 
唐突にグランパが私のFacebookのウォールに
 
何かを張り付けて来た。

何かと思えばミック・ローレンと
 
生まれたての長女の写真である。



まさかのウォールに直貼り・・・・



可愛らしい赤ちゃんの写真には確かにほっこりしたが

何故携帯メールなり、パソコンメールなり、
 
Facebookの個人メッセージなりで送って来ないのか・・・・

ウォールに貼りつけた写真は
 
全く関係ない私の友人達にも大公開されている訳だが

ミックとローレンはそれを知っているのだろうか・・・・

と、もやもやしていた私はふとあることに気付いた。



それにしてもこの写真、やけにクオリティが高いな・・・・。



どう考えてもグラニーやグランパの撮った写真とは思えない。

そしてグラニー一族で写真と言えば

これはもうプロカメラマンのコリン以外には考えられない。

もちろんコリンのことだから
 
自分の妻と4人の娘たち同伴で、
 
大写真撮影大会となったことだろう。
(そしてホリーさんの日記を見る限りこれは当たっていたらしい。)




出産し疲れ切ったところに、翌朝駆けつけてくる義兄一家6人。




ローレン、なんと不憫な・・・・。




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ところでグランパからこの写真を送られた後に

ふと思い立ってチハナ嬢に

『やっほー。そっちどうしてる?』

とメールしてみた。

何かしら赤ちゃんの情報が頂けることを期待してのメールだったのだが

予想に反して返答は

『ケイティちゃんと乗馬に行って来たよ。』

だった。



ごめん、私が欲しい情報はそっちじゃない・・・!



しかしグラニー一家もこのくらい赤ちゃんに対して淡泊な方が

いっそローレンの精神衛生上よろしいのではないか

そう思う今日この頃である。