このブログでも何度か登場しているが
英国人の大好きな食べ物(というかソース)の一つに
グレイビーソースがある。
「とりあえず肉でも野菜でもこれをかけときゃなんとかなる」
という信仰によって支持されるこのソース、
日本で言えば醤油のようなポジションだろうか。
とは言えグレイビーは温かいソースなので
自分でグレイビーの粉をお湯で溶いてから使うのが基本。
粘性のある茶色のソースで、見た目は中華あんに似ている。
さて、先日職場で40人規模のパーティーがあった時のこと。
この日のメインディッシュはぱっさぱさのローストビーフだったので
料理長がグレイビーソースをお湯に溶かして作ったのだが
分量を間違えたのか、完成したソースはほぼお湯。
なんの粘性もないさらさらとした液体が鍋一杯に完成していた。
しかしそこは料理長としてのプライドなのか
「これで別に問題ないだろ」
と言って彼は作り直しを拒否。
鍋の水分を少し捨てて粉を足せば解決する気がするのだが
何故か誰もそこに考えが至らなかったらしい。
するとそれを横で見ていた別の上司が
「ゼラチンを入れたら固まらないかしら?」
とこれまた不思議な提案を始めた。
ゼラチンが固まるのは10℃以下になった時だけやーー!
熱々のソースに投入したとて全く意味はないように思うのだが
そのことを指摘する人間が一人もキッチンにいなかったことはなかなかの衝撃であった。
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(ちなみに、結局時間がなかったのでそのまま使いました)