無事に福岡に辿りつき

現在ばぁば宅のおこたにすっぽりはまり込んでいる私。

しかしここに来るまで実は

私の長い旅人人生でも1、2を争う大ハプニングに見舞われていた。




遡ること月曜日朝5時半

グラスゴー空港行のバスに乗り込む為

バス停までホリーさんに車を出してもらった私。

うちからバス停まではスーツケースを引いて歩いても15分程度なのだが

朝早いことと雨が降っていることを心配した心優しいホリーさんが

わざわざ早起きして助けて下さったのである。


が、いざ家を出ようとすると、何故か玄関の鍵が閉まらない。



押しても引いても捻っても殴っても蹴っても懇願しても

どうやっても鍵が回らないのである。

諸事情によりグラニーとグランパは泊まりで家を空けており

さすがにそのまま鍵全開で放置するのも憚られるため

奮闘すること2分。

結局鍵の頑固さに根負けし、

私を送り届けてからホリーさんが改めて挑戦してくださることになった。



この時から既に不吉の予兆はあった。




さて、私は空港行のバスを予約済みであったのだが

5時55分に来るはずのバスが、6時10分になっても来ない。


まぁスコットランドのバスが遅れるのはよくある話なので

多少は余裕を見ていたのだが

流石に6時20分になっても到着しなかった辺りから私も焦り始めた。


携帯電話でバス会社にもかけてみるのだが

15分以上コールは続くものの誰かが出る気配はまるでなし。

さらにはこの長時間のコールが原因で携帯の充電がダウン。

そうこうしているうちに時刻は6時40分近くである。

もともとの予定では1時間20分あった空港での時間もすでに30分程度。

ギリギリチェックインできるか否か・・・という境界線である。

要するにこれ以上バスが送れたら、確実に飛行機に乗り遅れる。



バスを待つべきか、動くべきか。



人生最大の選択と言っても過言ではなかったが

殆ど半泣きの私が下した決断は


走れ、私!






であった。

スーツケース片手に

朝靄のスコットランドの田舎町を泣きながら走る怪しい東洋人女子。


よたよたと転げるように10分ほど走り、辿りついた先は

ホリーさん宅である。

血走った目でヒューヒュー息をしながら

突如自宅の玄関に転がり込んできた私を見て目を丸くするダッダ氏とホリーさん。

しかし私が

「バスが・・・・来なくて・・・・!」


と玄関先で崩れ落ちたところですべてを察したらしく

「5分で準備シマス。まだ間に合いマス。車に乗りなサイ!」
「全然間に合うわよー。大丈夫よー。はい深呼吸!」


と力強く私を激励し

ダッダ氏が宣言通り5分で準備して
わき目もふらず高速道路をぶっ飛ばして下さった。


カーナビに

「速度を落としてください」


と忠告されるのもガン無視である。

このダッダ氏の活躍により

チェックイン終了10分前にぎりぎりカウンターに滑り込むことができた私。





ダッダ氏、あなたがヒーローだ・・・・・!!!!





この先10年はこの夫婦に足を向けて寝られないと

固く心に刻み込んだ私であった。




ホリーさん、その節は大変お世話になりました・・・・!(土下座



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ちなみに6時55分頃バス停の近く通り過ぎたのだが

ちょうどその時そこを走行中だった空港行バスを追い越した。

結局1時間遅れだったらしい。




これ、私返金してもらえるんだろうか・・・・。



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ところで今日の更新は珍しくリアルタイム更新です。

休暇中の分書き溜めします、とかなんとか言っていたのは

何だったんでしょうね?