日本で一世を風靡した
『ゆとり世代』
実はスコットランドにもこのゆとり世代は存在する。
該当するのは大体現在30代から40代のスコットランド人。
彼らの共通点としてまず第一に挙げられるのが
『算数が恐ろしい程に苦手』
という点なのだが
彼ら、こちらが結構まじで心配になるレベルで暗算が出来ない。
例えば皆さんの前に京都の老舗和菓子屋の限定おはぎがあり、
あといくつ今日の分が残っているかすばやく数えねばならないとする。
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恐らく今ほとんどの方は2秒以内で答えをはじき出したであろう。
2×5? 5×2? 5+5? もしくは「二、四、六、八、十」と数えただろうか?
別にどれでも構わないが、
まぁ、生きていく上での必要最低限の算数知識があれば解決出来るレベルの問題である。
ところがどっこい、これをスコットランドのゆとり世代の大人達に解かせると
”One, two, three, four......”
と、わざわざ一つずつカウントしだすという珍事が起こる。
今まで英国の職場で何人もこの世代の
ゆとりっ子ならぬ、ゆとりおじさん、ゆとりおばさんに出会って来たが
みんな揃いも揃って計算に滅法弱いのである。
掛け算どころか、下手すると足し算も怪しく、
とにかく数をカウントする際は決まって1から順に数えるので
それはもういちいち結構な時間がかかる。
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こういった配置のものを見て咄嗟に
6+4 とか 2×5 とか 3×3+1 とか 4+5+1 とか
そういった思考が出来ないらしい彼らが
今日も地味に端から数をカウントしているのをみると
やはりどんなに数字が嫌いでも
最低限の算数は人生に必要なのだなとしみじみ思う私であった。