外界から隔離された田舎であるが故か

この辺りのご老人は意外にもめちゃくちゃハイテクに強い。

iPhoneやタブレットを所有し

メールどころかFacebookを使いこなす御高齢者も多く

未だに
 
『メールとインターネットは同じもの』
 
と思い込んでいるうちのばぁばとは大違いである。



が、意外にもグラニーは
 
この手のハイテクが少々苦手であるらしい。



グラニーとグランパが
 
二人でノルウェーまでクルージングに行く前のことである。

グラニーが何度も

「何かあったらメールしてちょうだいね」

と言うので
 
てっきりクルージング中も携帯の電波が入るのだと思っていた私。

しかしそれをグラニーに確認したところ

「そういえば、携帯が使えるかどうか確認してなかったわ・・・
 
ちょっと訊いてみるわね。」

と言う。

まぁ、北海沿岸で携帯の電波は厳しいだろうなと思っていたが

意外や意外、後日グラニーから

「国外だから少し余計にお金はかかるけど、普通に連絡できるらしいわ!」

との回答を得た。

最近の携帯会社は頑張ってるなー

それなら早くこの町の劣悪な電波環境も改善しろやコラ

と思っていたのだが

直後私の予想の斜め上を行く発言がグラニーから飛び出した。



「私も電話のことは心配だったけど、コリン(ダッダ氏兄)に訊いたら

『この間バルセロナに行った時は普通に携帯が使えた』

って言ってたのよ。だからクルーズ中も大丈夫ね。」




ん?



いや、待て待て待て、

欧州圏内で各国の携帯が大体問題なく使用できることは知っている。

当然スペインで英国の携帯も使えるのだろう。

だがしかし

大都市バルセロナ北海のど真ん中では
 
だいぶ話が変わってくるのではないか。

というかそもそも何故クルーズ会社でもなく携帯会社でもなく

息子に問い合わせた。



なかなかお茶目なグラニーであった。