最近某有名番組で
イギリスの飯がヤバイ
という内容の放送があったらしい。
なかなか賛否両論の放送だったそうだが、
まぁ大体例外なく不味いレストランはともかく、
家庭料理が壊滅的かどうかについては少々疑問である。
なんせ美味い不味い以前に、英国人はそもそも料理をしない。
「は?毎日してますけど?何寝ぼけてますの?」
と当人達から即座にお叱りを受けそうだが、
日本人と英国人の「料理」の定義には越えられない壁がある。
なんせここ英国では
冷凍のピザをオーブンに入れることも
じゃがいもをひたすらお湯で茹でることも
瓶詰のパスタソースをパスタに絡めることも
立派な料理。
裏を返せば彼らは普段、そういう種類のいたってシンプルな「作業」しかしていないので
彼らの本気の腕前は実際のところ未知数である。
まぁ、だからこそ別に調理師免許を持ってる訳でもない私が
ここで堂々とコックとして働ける訳だが・・・・・。
英国では
単純な「切る・焼く・茹でる」と言った作業を超えた調理はプロの領域であり、
一般家庭の主婦にはそこまでは求められていない。
にも関わらず、
英国一般家庭のキッチンは、何故か驚く程フル装備。
「冷凍食品解凍機」と化した多機能大型オーブンを見る度
何か切なくなって仕方がない私である。