中学の卒業式の日。

 私は卒業生担任は羽織袴で出席するって知ってびっくりして、当時宇都宮にたった一つあったデパートで秋ごろから注文して作ってもらった。

 でも一つあると楽でいい。卒業学年担任の時じゃなくてもこれさえあれば卒業式は間に合う。ただ担当が活動的な部署にあたった時はさすがに袴は邪魔くさいので、ドレスとかスーツで参加したけれど。

             

       

 私は3年担任で紫の紋付を着ている。左端紋付なのは副担で校長に証書を渡す役だからだ。寒くても本番は羽織りぬいだからホカロンができた時はありがたかった。

 今は先生方の袴も少し短めで宝塚っぽくなったみたい。

 

        

 娘の卒園式この辺が黒の絵羽織が終わったあたりかな。それまではお母さん方ほとんど黒絵羽織が5,6年ブームだった。

 ところで娘の小学校の卒業式は校務で出られず夫が出た。中学は保護者席からでなく教師席から眺めた。保護者席には夫が座った。

 高校は多分出席したけれど覚えていない。

 大学はアメリカ式で帽子をくるっと回すっていうから見に行った。そのガウンと帽子を1週間貸し出すから写真撮ってきていいといわれ早速撮ってもらってきたのがこれ。

       

 こういうのもいいわねえ。卒業パーティーは成人式の振袖を皆着ていたようだ。

 

 私はずっと制服だし、大学の卒業はみんな訪問着で出るっていうけど、貧乏で買えないから母のお古のひどく古風な訪問着で出たのをおぼえている。ただ親は誰も来なかった。卒業式の後で講堂の隣の会館で会費制の同級生の結婚式があったがそれも出席せずさっさと帰ったことを覚えている。

 今は幼稚園から高校まで、両親で参加するらしい。大学の入学卒業もかなあ。そういえばアメリカなんか学費もそう出さなくても家族で卒業式には行って祝ったりするらしい。ただ今は日本でも服装は窮屈な黒の礼服ではなく様々なのは時代を反映しているのかもしれない。