昨日に引き続き、「歴女がいく」で取り上げた西島八兵衛。
治水の神とあがめられた西島八兵衛だから、もちろん、どのような仕事をしたか、
地域にとってどのような功績を残したか、を紹介したけれど、
裏テーマとしては、地侍という存在であった。
これはTディレクターの提案だ。
江戸時代というと、士農工商という厳しい身分制度があり、それに縛られていたと思うが、侍でも下級で、城下に住まず、ふだんは農業をするが、有事には槍をもって、戦に加わるという半農半兵のような人がいた。
農村のリーダー的な存在だ。
津の藤堂藩でも郷土(ごうし)制度といって、この地侍を認めていた。
そういう人たちが、治水を行ったり、地域を開発したり、事業をおこしたりしていた。
後に、明治維新となる尊王の志士たち、坂本竜馬や武市半平太らもこういった地侍層であったという。
それで、番組最後のフリップを「独立自尊」とした。
新しい時代やことを切り開く人は、人に依存せず、独立心が旺盛だからこそ、自らを尊べるという言葉だ。
福沢諭吉も、この精神こそ、日本男児の精神であると説いている。
日本女子であるけれど、なるほどと、肝に命じる。