伊勢神宮には、古代から南北朝時代まで、「斎王(さいおう)」という未婚の皇女がお仕えしていた。
初代といわれるのが、天武天皇の娘、大来(おおく)皇女だ。
以来、廃止される南北朝時代まで、天皇が新しくなるごとに、占いで選ばれた、皇室の未婚の女性が、伊勢まで赴き、そこに住んだ。
毎年6月に、斎王を偲ぶ「斎王まつり」が開かれる。
毎年新しく選ばれた斎王さんが、特別なお輿に乗って、女官や家来が付き従う群行(ぐんこう)が行われる。
京都の葵祭にも、下賀茂神社の斎王は登場するが、
伊勢と下賀茂にしか、斎王はいなかった。それだけ、朝廷は重きを置いていたのだ。
私の所属する美鈴の会は毎年、その前夜祭で舞を舞わせてもらっている。
今年は、美鈴の会オリジナルの創作舞「美鈴の舞」と「黎明(れいめい)の舞」。
特に「黎明」は、今回初披露だ。
今日も、楽人さんたちと一緒に合同練習をした。
前夜祭は6月4日(土)。私たちの舞は、19時半頃を予定している。
雨天中止だが、これまで一度も中止はないという。