5月14日、伊勢神宮では風雨の順調を祈る風日祈祭(かざひのみのさい)というお祭りが行われた。
取材は午前5時からのお祭りのため、午前4時半に外宮に集合。
朝3時半に起きて、外宮へ向かう。
もう朝は早くから明けている。
5月から伊勢神宮は午前4時に開門する。
4時半には、参拝者が結構いることに驚いた。
このお祭りでは、正宮をはじめ、125社すべての宮社に、小さな菅笠と、蓑がお供えされるのが大きな特徴だ。
内宮にある別宮に風日祈宮があるが、昔は5月~7月の毎日、風日祈という祭りが行われていたことから、この名がついた。
稲の生育に大切な時期に、風の神をまつるお宮に毎日、風雨の順調なことを祈ったのだ。
決して、雨が降らないようにとか、降ってほしいというのではなく、適度な雨と風をお願いしますというものだ。
外宮のお祭りが終わったら、まだ7時前だった。
やる気になれば、朝早くからひと仕事できるものである。
内宮では午前9時から行われる。
東日本大震災以来、風日祈宮へ参拝する人が増えたという。
確かに、土曜ということもあったが、風日祈宮で見学する人が多かったように思った。
そういえば、多度大社(三重県多度町)の上げ馬神事に行った知人が言っていたが、
今年は1頭しか、絶壁を登れなかったという。
この神事は、馬に乗って、神域の絶壁を登れるかどうかで、豊作を占うものだが、
1頭というのは例年に比べかなり少ない。今年はあまり出来はよくないのだろうか。
災害の年、秋の収穫が心配な初夏となった。