本日は雪の降る名古屋栄の中日文化センターにて、講義。「伊勢神宮の森と川と海と」の第一回目、森編でした。
名古屋ということで、環境をテーマにしました。
伊勢神宮の森は3つに区分されていて、私たちが参拝する神域は、宮域の中の一部にしか過ぎません。
参道周辺の神域、そのまわりの第一宮域林、さらにその奥には第二宮域林という、神宮の社殿の用材となるヒノキを育てる森が広がっているのです。
私たちの見えないところで、ヒノキは育ち、200年という歳月を経て、神宮の宮柱、社殿となるのですね。もちろん私たちはそれを見ることはできませんが、森を育てることによって、神宮周辺の環境は守られているともいえます。
皆さん、熱心にメモを取ったり、うなづかれたりしておられました。名古屋での反応はどうなのか、心配していたのですが、ひとまず安心しました。
御樋代木が愛知を通った時に、実際に曳かれたという方もいらっしゃいました。
御木曳の頃の熱気がよみがえってきました。
それで帰り、亡き祖母の好きだった納屋橋まんじゅうを購入。
自宅で開けてみると、その解説には、なんと納屋橋まんじゅうはもともと伊勢屋というお店で、納屋橋を架ける際、三世代夫婦として渡り初めをしたエピソードが記されていました。
今日の講義でも、宇治橋渡始式では、伊勢在住の三世代夫婦が先頭となって、渡り初めをする話をしたところで、なにか縁を感じた次第です。
