これからは女性も働きに出る世の中になるだろうから、保育園が舞台の絵本をと、できた作品 | 講師のための絵本読み聞かせ講座:國本ひろみ

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●これからは女性も働きに出る世の中になるだろうから、保育園が舞台の絵本をと、できた作品

こんにちは、國本ひろみです。

「おしいいれのぼうけん」「ロボットカミィ」などの著者で知られる古田足日(ふるた・たるひ)さんが、8日にお亡くなりになりました。
おしいれのぼうけん (絵本ぼくたちこどもだ 1)/童心社
¥1,404
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1974年に発売されてから約40年経ちますが、200万部を超える大ベストセラー作品です。

かなり読み応えのあるこの本、きっとご存じの方も多いと思います。

古田さんは、すでに40年前に、「これからは女性も働きに出る世の中になるだろうから、保育園が舞台の作品を」と考えたそうです。

そこで実際に近所の保育園に取材に行かれたそうなのですが、その時に聞いた話がそのままお話しの中心となりました。

先生が、子どもが悪いことやケンカをしたとき、罰としておしいれに入れていると、普通の子はごめんなさいって泣くけれど、なかには頑張って出てこない子がいるっていう話。

園でやっていた「ねずみばあさん」の人形劇がすごく面白くて、子どもたちが怖がるって話。

おしいれから出てきた子どもは、汗かいてあせももできてたっていう話。

実はモデルがいたんですね。

今は事情が変わって、園児をおしいれに入れることはないでしょう。

しかし子ども達はいつだって、想像の中で大ぼうけんができます。

お母さんが見ていないところで、子ども達は、毎日どんどんたくましくなっています。

そんなエネルギッシュな子どもの体温さえ伝わってくる作品です。


ご冥福を心からお祈り致します。


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