こんにちは、國本ひろみです。
「おしいいれのぼうけん」「ロボットカミィ」などの著者で知られる古田足日(ふるた・たるひ)さんが、8日にお亡くなりになりました。
- おしいれのぼうけん (絵本ぼくたちこどもだ 1)/童心社

- ¥1,404
- Amazon.co.jp
かなり読み応えのあるこの本、きっとご存じの方も多いと思います。
古田さんは、すでに40年前に、「これからは女性も働きに出る世の中になるだろうから、保育園が舞台の作品を」と考えたそうです。
そこで実際に近所の保育園に取材に行かれたそうなのですが、その時に聞いた話がそのままお話しの中心となりました。
先生が、子どもが悪いことやケンカをしたとき、罰としておしいれに入れていると、普通の子はごめんなさいって泣くけれど、なかには頑張って出てこない子がいるっていう話。
園でやっていた「ねずみばあさん」の人形劇がすごく面白くて、子どもたちが怖がるって話。
おしいれから出てきた子どもは、汗かいてあせももできてたっていう話。
実はモデルがいたんですね。
今は事情が変わって、園児をおしいれに入れることはないでしょう。
しかし子ども達はいつだって、想像の中で大ぼうけんができます。
お母さんが見ていないところで、子ども達は、毎日どんどんたくましくなっています。
そんなエネルギッシュな子どもの体温さえ伝わってくる作品です。
ご冥福を心からお祈り致します。
★聞きたかったことが聞ける!7/6講師のための絵本読み聞かせ講座
★絵本作家ふじもとのりこさんのワークショップ