こんにちは。

大久保徳久子 (おおくぼ とくこ)です。

絵本を使って「コーチング」というコミュニケーションを使った、子どもを伸ばす方法をお伝えしています。


編集者としてコーチとして仕事をしながら、頼まれれば出かけて行って、絵本を読みお話するということをしてきました。


そのスタート時期からよく持っていくのが、こちらの絵本。



ねえ、どれがいい?新版 [ ジョン・バーニンガム ]


『ねえ、どれがいい?』

ジョン・バーニンガム 作・絵

松川真弓 訳

評論社


この絵本は読み聞かせでも人気の絵本なので、内容をごぞんじの方も多くいらっしゃるでしょう?




「ねえ、どれがいい?」と絵本の中から次々に質問が飛び出しますが、どれも答えに悩んでしまうようなものばかり。


洪水、大雪、ジャングル……ねえ、どれがいい?

ジャムまみれ、水浸し、泥だらけ……ねえ、どれがいい?


どれも嫌だけど「どれがいい?」って聞かれるとなんだか答えを探したくなりますよね。

どの年代に読み聞かせしても、大盛り上がりの1冊。

 
おもしろい難問に想像力が膨らみ、いたずらっ子の気分になれる絵本です。





さて、この本の選択肢の数に注目してみます。


この絵本、ひとつだけお父さんとお母さんのどちらという設問がありここだけ2択となりますが、それ以外はすべて3つ以上から選ぶようになっています。

この3つというのが、実はミソなんですね。


人は、「YESか NOか」の2択の質問は、どちらか選びなさいと脅迫的に聞こえがちなのです。

どちらかに決めたとしても、決めさせられたという感じがぬぐえません。


 

ちょっと想像してください。

◆物件が、マンションと宅の2軒しかなかったら!

◆ケーキ屋に、モンブランとショートケーキしかなかったら!

◆部活が、水球部とシンクロ部しかなかったら(笑)!

 

ところが、
★★★★★
たった1つ選択肢が増えて3つになると、
不思議なことに人は「自らそれを選んだ」という
自発性が芽生えるのです。
★★★★★

人の心って本当に不思議ですよね。

同じシンクロ部に入部するとしても、選ばされた」と感じるのと、自ら選んだ」と感じるのでは、もちろんその後のモチベーションが変わってくるでしょう。


そういうわけで、もし子どものやる気を育てていきたいなら、YESか NOか」の2択の質問はあまりおすすめしません。

3択の技、具体的に生活の中では、こんなところで使えますよ。

でかけるとき、着ていく服を3つ用意して「どれがいい?」って選ばせてみると、自分で選んだと思って気分よく過ごせるでしょう。

ママが着せたくない服は、最初からその中に入れなければいいのです。



男の子のスポーツ選ばせるときには、「野球がいい? サッカーにする?」の後に必ず「それともお相撲にする?」と聞いてみてくださいねと、講座ではお話しています。

ウソみたいに、やる気効果が高い方法です。



この選ぶ体験を幼いときから繰り返していると、自分の意志で選ぶことができない子が多い中で、どんなシーンでも自分で選ぶことを怖がらない子どもに育ちます。


自分で選ぶ行為は、ある意味、自分の意志を尊重される体験の積みかさねです。

自分の意見を言う事をためらわない、よいコミュニケーションを生む原動力にもなっていくのです。



2択と3択。

ほんのささいな声かけの差が、子どもの日常を大きく変えます。

それを学ばせてくれる絵本です。


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