「ぐんぐん伸びる子にしたい!」をお手伝いする“子育て・教育メンター”石田勝紀です

 

今回は、前回から引き続き「頭をしつける―無駄なことはしない―英語編―教え方②」です。前回では授業の手順についてお話をしましたが今回は②として、「テスト前の勉強」について述べていきます。

 

通常、学校ではテスト前の対策授業は行いません。なぜならそれは生徒自身がやるものだからです。塾では対策授業は一般的に行われます。生徒に点数を取らせてはじめて塾としての成果が評価されるからです。しかし私は学校でもテスト前の対策授業をやるべきだと思っております。本来は個人の自主性を尊重し、自らテスト勉強することが望ましいのですが、できる生徒は益々できるようになり、できない生徒は益々できないようになります。格差が拡大する一方ではないでしょうか。

学校とはこのように格差をつくるための機関ではないはずでしょう。生徒一人一人が自分の可能性に気付き、それを長所として育くめるように導いていくことが学校の役割であると考えています。そこでテスト前の授業についてですが、やはりしっかりとしたまとめ授業と勉強方法を伝えていくべきでしょう。私がかつて理事をしていた学校でも、そのような方針にしてから、学力は上がりだしましたので、ある程度普遍的なのではないかと思っています。

 

それでは具体的方法に入っていきましょう。

 

1)全体構造を可視化する

  →例えばレッスン5~7が範囲であれば、これら3つの範囲を黒板に一目でわかるようにポイントを書き出していく。L5では仮定法、L6では動名詞、L7では過去分詞という感じです。そしてこれらの内容について生徒が人に説明できるようにインプットしていきます。この人に説明できるようにすることが大切です。ですから生徒に話をさせていきます。先生ばかりが話していると、その説明の大半を生徒は聴いていません。

 

2)問題集を使って演習をさせる。

→その際重要なことは次の通り。①答えは自分で合わさせる。②問題集に答えを書きこませない。(プリント形式でも同様)繰り返し解くことができないためです。③1回目の間違いのみを2回目はやる。その際、問題番号に色分けしてチェックさせる。④最低3回転させ、最後まで残ったどうしても間違える問題を試験前日および当日の朝に覚えるように指導する。

 

3)教科書の音読20回。

→できれば授業中にやると感覚がつかめるのが望ましいが騒がしい状況になるので状況判断が必要。実際効果的だった方法の一つに、2組でペアになり、ページごとに暗記して、それを相手に対して読むということ。相手方はつまずいたら教えてあげるようにすることで、自分も主体的に文章を読むことになる。語学の基本は文章の暗記であり、それができれば学校のテストでは高得点がとれる。それを実際に授業で体感させることで、自分ひとりでもやってみようかと思うようになる。この段階になって初めて、生徒の自立云々という話ができるようになる。

 

4)新出単語の自作テスト

  →先生がわざわざ対策テストと称してプリントを作ってはいけない。このようなプリントを作らずに自分でやらせることです。単語テストなどは簡単でしょう。左に英語を書いて、右に日本語を書いて、右を隠してテストし、その後左を隠してテストする。単純にこれで完成です。もう一度いいますが、生徒自身に方法を教えて、その場でやらせることです。方法を教えたから後は、自分でやってねというのは無責任というものです。大半の生徒はやりません。

   さて、以上のようなことを学校の授業中のやることでクラスのほとんどが間違いなく高得点がとれるようになります。自信がつけば今度は自分でやるようになるでしょう。中にはふざけた生徒もいるかもしれません。しかしクラス全体としては勉強に対して実践的になり、活動的、意欲的になります。試してみてください。あとはこのような授業時間を実際に取ることができるかどうかという問題です。それはすべて授業計画によります。授業計画であらかじめテスト対策日を3回程度入れておくことです。そのように形作ると、普段の授業もそれに合わせて進めることになります。テスト対策日を入れると十分な授業ができないという声もあるかもしれませんが、塾では週1回+テスト前の土日講習を数回で得点させています。それに比べたら学校の授業数はかなりあります。何でもそうですが、与えられた枠の中ぎりぎりでやるのが人間の性癖です。ですから切り詰めればその枠の中で何とか成果を出そうと工夫していくものです。製造業では、予算コストという枠の中で質を落とさずに最高パフォーマンスを発揮する製品を作ることに日夜戦っています。このような例は世の中に枚挙に暇がありません。ですから授業時間数においても同じことがいえるのです。

**お知らせ***

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申込みはこちらからお願いします

 

今後の予定は、ブログで随時発表していきます

 

◆6月26日(日)、7月21日(木) 博多駅周辺にてMama Cafe 行います。一般参加可能です。

予約お申込みはこちらのフォームからお願いします。(詳細は1か月前に決まります)

 

【今後の講演会日程】

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17:40~「アクティブラーニングについて」教員、学校関係者対象

 

◆6月12日(日) ラボ図書環オーサートーク @横浜関内 13:00~15:00 「子ども手帳」

→ 詳細はこちらから(NEW)

 

◆6/25(土) 福岡工業大学にて保護者対象講演会(定員200名) 詳細は1か月前発表

 

◆7/10(日)東京都二子玉川 カタリBAにて、「子ども手帳」の講演会を行います。(NEW)

本日より受付開始しました!

Facebookをお持ちの方はこちら→ 講演内容

一般のWEBサイトの方はこちら→ 講演内容

 

◆7/24(日) 愛知県刈谷市で『食と教育』のセミナーをやります。詳細は1カ月前に発表

 

◆7/26(火)19:30~21:30 「子ども手帳を使って子どもを180度変える!(仮)」@東京都渋谷区千駄ヶ谷 サンクチュアリ出版社 本社ビル1階 募集は1カ月前からとなります。

 

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