「ぐんぐん伸びる子にしたい!」をお手伝いする“子育て・教育アドバイザー”石田勝紀です

 

今回は前回のテーマから引継ぎ「どうすれば(指導者としての)センスが身につくか」というテーマについて説明します。センスというと生まれつきの特徴であると考えるかもしれませんが、ある程度訓練によって身につくものなのです。この訓練をせずにただ教えることが好きだからという理由で先生をやるとその後かなり苦労します。私は学校の先生たちと多く接する機会がありますが、センスがない状態で先生をやると心が病むか体の健康を害していきます。ミスマッチとはそれだけ怖いのです。

 

 では、どのようなセンスを身につけ、何を訓練すればいいかお話していきましょう。

 

 センスは3つあります。それは、

「リーダーシップ」

「場の雰囲気が読めること」

「自己の考えを持っていること」

の3つです。

 

 リーダーシップは生まれ持った能力と思われるかもしれませんが、そうではありません。これは相対的であり後天的に身につくものです。例えば5人のグループがいるとその中から自然とリーダーが出てきます。しかしその後そのリーダーがいなくなって別の新メンバーが入ると、もともといた旧メンバー4人のうちの誰かがリーダーを自然とやります。つまり、生まれ持った能力ではないのです。あくまでもその集団の中で他の人との比較で相対的に出てくるものなのです。このリーダーシップというのは何も教員だけに求められる特質ではなく、例えばアメリカの就職面接で高校、大学を通じて3つ以上のリーダー経験を求めることもあるぐらいですから、社会はリーダー的に活動できる人を求めているようです(日本でも今後このような傾向が進行します)。

 

 そこで、学生時代にリーダー的経験をどんな組織でもいいから積んでおくことです。または今すでに教職についている方であれば学内で何かリーダーとなる役割を積極的に得ることです。

 

 積極的に行動して何かしらのリーダー的立場を経験してください。そして集団をまとめてみてください。大変ですが、大変であればあるほどリーダーシップが身についてきます。これを避けているうちは教員としての初めの一歩はいつまでも踏み出せません。

 

 2つ目は「場の雰囲気を読めること」です。このセンスを高めるためにはサービス業でアルバイトしてみることです。サービス業は相手が人間で、しかも変わった人が来ても対応しなければなりません。そのような多様な人たちと接する中で場の空気を読めるようになってきます。ただし、半年やってみてそれでもなぜか仕事がうまくいかない(お客さんとトラブルなど)という人がいたら、人を相手にする職業は辞めたほうがいいでしょう。職業適性は別にあります。すでに教職についている場合で生徒とのトラブルや学内の他の先生とのトラブルが耐えない場合も同様です。この場合も同様に一旦教職という職業を考え直す必要があります。そして他の職場(学校以外)で人と接する場数を増やしていくことです。

 

 3つ目は「自己の考えを持っていること」です。知識をただ詰め込んできただけの教育を受けていると自己の考えはもてません。考えるという行為を日常生活に含めていくとよいでしょう。例えば、年金問題であれば、自分にはあまり関係ないということで関心を持たないのではなく、新聞やテレビで事実内容を報道していますから、それについては自分の判断、考えをまとめておくことです。また、食の安全の問題があったら、なぜそのような問題が生じたのだろうかと考えると書店でそれらしい本が目に付きます。この問題は単に悪事を働いた企業だけの問題ではなく、国の政策に問題がないかなど、多方面から考えることができます。そうすると自分の意見や考えがもてますし、教養が深まり、生徒指導する際に生徒の知的好奇心を高めることもできるようになるのです。

 

いずれにしても、指導者は日々「学ぶ」ことが大切なのです。これを抜きに立派な指導者になることはできません。本気でなりたいのであれば、取り組んでみることでしょう。

 

**お知らせ***

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5/20(金)10:00~12:00 品川駅 港南口カフェ(残り2名)

お申込み先→ こちらのフォームからお願いします

 

6/26(日)、7/21(木) 福岡県博多駅周辺で行います。時間は調整中です。

7/24(日)愛知県刈谷市で『食と教育』のセミナーをやります。

 

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