1967年の作品です
あーもうね
退廃 退廃 退廃
わたしこの原作が若い頃から好きで
原作から映画に入りました
ケッセルです
オープニングは
不機嫌な夫婦が馬車で森をゆく映像から
喧嘩して夫が妻セヴリーヌ(ドヌーブ)を
引き摺り下ろして
森の奥で折檻
そしてぶっさいくでハゲてる御者に
すきにしていーよ、と払い下げて
セヴリーヌの物語を追う脳と
え!カトリーヌ兄さんになんということを!
でやや引く脳で自分の内面が忙しいシーン
しかし、このキモいおじさんに食われて
うれしそうな顔になるセヴリーヌ
と、いう夢をセヴリーヌは見てる
これがセヴリーヌの願望でした
夫婦仲はいい
オットは尊敬できるし愛してる
立派な人だし医師で社会的地位も高い
だけど
セヴリーヌはオットと「する」ことができない
この夫婦は外から見たら完璧だけど
妻側レスの悩みをかかえてる
フランス人はいきなりハードやわ。。。
で、なんだかんだで
ここにまたでてくるのは
ミッシェル ピコリ
「ロシュフォールの恋人」たちで
とってもいいひと シモン ダムを演じていた彼は
ここではユッソンという
得体の知れない男を演じます
セヴリーヌに興味を示すユッソンですが
変わり者だと相手にしません
セヴリーヌの秘密を知ってるのか知らないのか
ユッソンは何不自由ない暮らしを送る
共通の知人のセレブマダムが
裏では売春婦であることを
セヴリーヌに話します
いまも娼館はあるんだよ
こういうところと、こういうところと。。。
そんな話しないで、と打ち切るセヴリーヌですが
顔色は真っ青です
で、なんだかんだの葛藤の末に
迷い迷いしながら結局
「昼顔」の源氏名で娼館で客を取ることに
このワンピースの上に着てた
ミリタリーコートすてきだった
このワンピースもすてき
この娼館のマダムがまためっちゃくちゃすてきなの
おしゃれ
で、セヴリーヌの二重生活がはじまります
セヴリーヌ的に1番よかったというのがこのデブ
アジア人で中国人なのかなとおもうけど
クレジットカードが「ゲイシャカード」で
まあ
フランス人からしたら
日本も中国もいっしょでどうだっていいのかもね
こうした描写からひとついえるのは
セヴリーヌがとってもゲテモノ好きだということ
このシーン↑でも
娼館の女たちがみんないやだ!
と眉を顰めたものがはいってる
東洋風の箱の中身を
セヴリーヌだけが興味津々で見つめます
(それが何かは作中に明かされない)
すっかり娼婦の暮らしに馴染んだ頃
ゴロツキていうかギャングていうか
人も殺すしお金も盗むマルセルが
客としてやってかて
セヴリーヌと恋仲になります
マルセルは義足だし義歯で体つきも貧相
上の歯ぜんぶギンギラギンで
いつも取れそうになっては
カポ、てはめ直してモゴモゴしてんの
きもい
なんでこれなの
アンガールズひとりで体現してる人じゃん。。。
山根と田中両方の要素あるよこのひと
なにがいいんだマジで
セヴリーヌの精神の問題ですね
ときどき
夢と過去の映像が現代と交錯して
深層心理にアプローチした演出をしてます
とってもユング的です
この顔見て
あー日本のいしだあゆみは
ドヌーブになりたかったんだなーて思った
でも驕慢さとアニキ度が足りない
このひとめちゃくちゃ美人でミステリアスだけど
中身おっさん
カトリーヌ兄さんだからね
で、そんな暮らしもやっぱり長く続かなくて
客としてやってきたユッソンにバレます
そりゃそうだよ
だってこの娼館のこと
はじめはユッソンから聞いたんだもん
セヴリーヌもなんでそのピンポイント狙うかなあ
不運はファミリーパックで一気にやってくるの法則
ユッソンにバレた同じ日
毎日、夜も自分とすごせとせまるマルセルに
ダメだと断るセヴリーヌ
家に帰る時に尾行されて
旦那が帰るまで居座ると宣言します
セヴリーヌは
いいわよどうせ友達にもバレたし
と挑発に乗りません
実は深くセヴリーヌを愛してるユッソンは
わかった
邪魔なのは俺じゃない
こいつだ!
とピエール(夫)の写真を投げるや
部屋を飛び出してそして
銃の発砲音がするので
セヴリーヌがそとを見ると
帰宅した夫のピエールがマルセルに狙撃され
倒れていました
その後逃走したマルセルは
警官に撃たれて死にます
えー
マルセル
気持ち悪い上にだいぶアホです
ますますなんでこいつやねん!
シーンはかわり
半身不随で失明手前の
瀕死の重傷を負ったピエールを
セヴリーヌは自宅で甲斐甲斐しく世話します
そこにやってきたのがユッソン
ここがそのやりとり
ユッソンはニコニコしながら
君が娼館にいたことをピエールに話す、といいます
このセヴリーヌの髪型て
日本人がやると仏陀だなあ。。。
ミッシェル ピコリて
フランスでどういう立ち位置の俳優なんだろ
美男ではないから
深みと個性担当なのかな
ユッソンが帰ったあとに
ピエールのもとに近寄るセヴリーヌ
するとピエールが立ち上がって
セヴリーヌにほほえみかけ。。。
セヴリーヌの夢想が前景化されたまま
ラストシーンを迎えます
えぐい話。。。だけど何度も観てしまう
60年代に上流階級の妻がかたや娼婦をやる
ていう設定そのものが
そうとうセンセーショナルだっただろうなと思います
最後に
直近のドヌーブ 78歳です
うつくしいね



























