カリフォルニアの建築家 谷垣大輔 Award winning Architect | カリフォルニアの建築家日記

【知っておくと得かも?】〜戦いの果てに手に入れた、静かな平和

僕の人生のほとんどを言ってみれば「戦い・葛藤」に費やしてきたような気がする。

日本では大学も行かず「落ちこぼれ」というレッテルを貼られ、バイク事故を期にアメリカへ飛び、誰でも入れる学校に入学したと思ったら、本当に勉強して実力をつけなければ卒業できない事実と直面し、必死になって勉強した。20代までは「俺は負け犬なんかじゃない」と言った感じてしようもないことを気にしては他人目線を気にしながら毎日過ごしていたような気がする。

 

大学を終えてビジネス界に足を踏み入れ少しずつ成功の味を覚え始めると、今度は周りから引きずり下ろされようとなる。成功するということは、言ってみれば誰からのポジションを獲得することになるのだから、上に上がれば上がるほど、敵も増え狙われることになる。

ビジネスでの戦いとは訴訟という直接的な攻撃もあれば、大半は心の消耗戦。 そんな戦いを40年以上費やす人もいる。

 

戦い続ける限りゴールなんてなく、いつ誰が自分のテリトリーに土足で入ってくるか、コントロールなんてできない。

前へ前進するために戦うのか、それとも防御するのか? また、防御するために戦うのか? 

 

そんな厳しい社会に生きる中、ビジネスの社会で頂点を目指すときはまるでゲームみたいでワクワクする魅力もある。スリル満点で、楽しい。
一方、一度頂上に立てば今いるポジションを守るか、さらに上へ行くか。

そのような状態はもうスポーツじゃなく、「戦争」になる。


「戦争なんて。そんな大げさな話を。。?」

 

起業家とか言ったタイトルスーツにハンカチーフを入れている君たち。

実践でのビジネスとは、喉元にナイフを突きつけ合うようなもの。「経験が足りない」「金がない」「コネがない」「資源がない」なんて言い訳は通用しない。時間は無差別に流れ、どんな言い訳があろうと、結果が出なければ確実に消されてしまう。ビジネスとはそんな厳しい社会。自分が嫌でも、相手が襲いかかってきたら、あなたの鍛錬の長さなんて全く関係ないし通用しない。

 

そんな中、ラッキーなあなたはいつか気づくようになる。

 

本当の敵は外の誰かじゃなく、自分自身だったと。

 

確かに外からの圧力は無視できない。気を緩めれば、一瞬で築いたものが崩れ去る。

だから、予期せぬときでも崩れない頑丈な壁を作ることは必要不可欠。
でも、ずっとガチガチに構え続けるのも無理——時間とともに、どんな強靭な壁も脆くなってしまう。

 

こうして長い時間をかけて学んだのは、真の秘訣は「柔軟性」と「適応力」にあるということ。 

建築の世界と同じだった。基礎をしっかり設計・構築すれば、地震や洪水にも耐えられる。
逆に、火事が起これば(ここで火事とは、負の心やマインドセットのこと——魂を蝕むもの)、素早く消火しないと壁の中で閉じ困り一瞬で自壊する。


この考えをビジネスや日常に取り入れてみたら、ようやく心の平穏が訪れた。

そして、皮肉なことに自分との内なる平和を手に入れた瞬間、それまで必死に追い求めていたものが、努力もせず自然と寄ってきてくれる。


みんな、そんな「戦い」の先に、どんな「平和」を見つけたかなぁ?

 

 See ya, 

 

: D