“ひとり”をどう感じるかで世界の見え方は変わる

 

高校生と話していると、「ひとりでいるのは恥ずかしい」とよく聞きます。
 

 

「寂しい人だと思われたくない」とか、「友達がいないと思われるのがイヤ」と言う子も多いです。
 

 

“ひとりでいる”と、「友達がいない」とか「仲間に入れてもらえない人」と見られてしまいそうで、怖く感じてしまうのかもしれません。

 

 

 

「ひとりでいる=寂しい人」という見方が、どこかにある。
でも本当は、“ひとり”っていろんな意味を持っていますよね。
 

 

自分から選ぶ“ひとり”もあれば、望まない“ひとり”もある。
 

 

同じように見えても、心の中はまったく違うのだと思います。

 

 

 

 

 


尊重される“ひとり”という空間

 

ある生徒が、こんなふうに話してくれました。
 

 

「図書館が好き。一人でいることが尊重される場所だから。」

 

 

それを聞いて、私はその通りだなと思いました。

 

 

 

図書館という空間には、
その場にいる人たちが、お互いの存在を認識し合い、尊重し合っている安心感があります。
 

 

誰もが自分の時間を過ごしながら、
まわりの人の存在もあたりまえに認めている。
 

 

 

その「尊重が共有されている空間」の中にいる安心感。
 

 

それが、“ひとりでいる自分”を心地よくさせているのかもしれません。

 

 

 


「孤立」と「孤高」のあいだにあるもの

 

誰からも認識されない“孤立”は、とてもつらいことです。
 

 

まるで言葉の通じない国に、ひとりで放り込まれたような不安と心細さがあります。
 

 

 

けれど、「自分の存在をわかってもらっている」という安心感があれば、
その中でも穏やかにひとりでいられるのではないでしょうか。

 

 

 

心理学者ウィニコットは、「ひとりでいられる能力」という言葉を残しています。
それは、信頼できる誰かの存在を感じながら安心してひとりになれる力のことです。
 

 

つながりを感じながら過ごす“ひとり”は、安心して自分に戻れる時間です。
 

その安心感があれば、“ひとりでいる”ことを自分で選べるようになるのではないでしょうか。

 

 

 


無視される“ひとり”から尊重しあえる“ひとり”へ

 

人は誰でも、無視されたり、尊重されなかったりする経験を持っています。
 

 

話しかけても返事がなかったり、存在に気づかれなかったり。
そんなときの“ひとり”は、胸の奥がきゅっと痛むような、
言葉にできないさみしさを感じるものです。

 

 

けれど、その痛みを知っているからこそ、
私たちは誰かの“ひとり”にやさしくなれるのかもしれません。
 

 

 

「誰かのひとりの時間を大切にできる人でいたい」
そんな思いが生まれたとき、そこにはもう“孤立”ではなく“つながり”があります。

 

 

 


安心して“ひとり”を選べるようになるために

 

安心してひとりを選べるようになるには、
“つながりがある”という感覚が土台にあることが大切です。
 

 

自分が誰かに大切に思われている、気にかけてもらっていると感じられるとき、
人はようやく安心して“ひとり”になれるのだと思います。

 

 

 

ひとりの時間は、誰かと安心して離れて、自分のなかを探る時間です。
 

 

誰かの声を思い出したり、
自分の心の声を聴いたりすることで、
また人と関わる力が整っていく。

 

 

 

ひとりで過ごす時間と、人とつながる時間。
そのどちらもが、私たちの心を支えてくれています。
 

 

“ひとり”を怖がらずに選べるようになることは、
安心して誰かとつながる力にもつながっているのかもしれません。

 

 

 


問いかけ

  • あなたにとって、“ひとり”はどんな時間ですか?

  • 誰かの“ひとりでいたい”を、どう受けとめていますか?

  • 「つながっている安心」を感じられるのは、どんな瞬間ですか?

 

 

 


 

 

 

今日できる小さな一歩

 

まわりの誰かが“ひとりでいる”とき、
その姿をそっと受け入れてみましょう。
 

 

言葉をかけなくても、尊重の気持ちが届くことがあります。

 

 

 


noteもどうぞ

 

➤こちらから

 

 

 

 

 

今日のサスケさん💕

もう遅いから、待っててもお友達こないよ、残念!

かわいい💕