明日、高校の先生たちに向けて「ゲートキーパー研修」をします。
ゲートキーパーとは──
“気づき・つなぐ・見守る”ことができる大人のこと。
「専門家じゃなくても、子どもたちの“いつもと違う”に気づける人がいれば、救える命がある」
そんな想いで、私は明日、研修に立ちます。
先生たちには、
✔ 命のサインに気づく感性
✔ “しんどい”を言葉にする関係性づくり
✔ 声をかけるときのひと工夫
…そんな話を、事例を交えて伝えてくる予定です。
その準備をしながら、思い出した番組がありました。
NHKスペシャル『若者たちに死を選ばせない』
番組の中で、ある若者の言葉が紹介されていました。
「このまま大人になるのが嫌だった」
私はその言葉に、涙が止まりませんでした。
📊データが物語る現実──それでも、変えられる
令和6年度、小中高校生の自殺者数は529人。
これは、過去最多の数字です。
そして今や、10代・20代の死因の第1位は「自殺」。
事故や病気ではなく、「自分で命を絶つこと」が最も多い現実。
こんなに悲しいことがあるでしょうか。
誰にも届かなかった“しんどさ”。
言葉にできなかった“違和感”。
でも、だからこそ思うのです。
この社会を変えていけるのは、
「誰か」じゃなくて「私たち」なのだと。
「希望がない」って、どういうこと?
高校生たちの相談を受けていて、こう思うことがよくあります。
「これが原因!」って一言では言えない。
でも、たしかに“苦しさ”がある。
「なんとなく、生きてるのがしんどい」
「これから先、希望が見えない」
「大人になりたくない」
そんな声を、たくさん聞いてきました。
私たち大人は、どう見えている?
子どもたちは、大人の背中を見ています。
でも今の私たちはどうでしょう。
・日々に追われて余裕がない
・「やるべきこと」で精一杯
・笑顔が少なくて、ちょっと疲れてる
そんな大人の姿を見て、
「早く大人になりたい」って思えるでしょうか?
じゃあ、どうしたらいい?
正解なんて、たぶんひとつじゃない。
でも私は、こう思っています。
私たち大人が、
人生を「楽しそうに」生きること。
たとえば、
・笑ってる時間が多い
・夢中になれることがある
・しんどくても、ユーモアで乗り切る
・自分の「好き」や「楽しい」をちゃんと持ってる
そんな姿が、きっと子どもたちの“希望”になる。
✴今日できる小さなアクション
🔸子どもたちの前で、意識して “にこっ” と笑ってみよう
🔸「これ、ちょっと楽しみなんだよね」って何か口にしてみよう
🔸自分の好きなことを、子どもに話してみよう
ほんの少しの“余白”が、大人の魅力になる気がしています。
💬問いかけ
あなたは最近、
「大人になってよかったな」って思えた瞬間、ありますか?
それはどんな時だったでしょう?
もし「ない」としたら…それは、なぜなんでしょう?
✍noteではこんな話も書いています
✔「がんばりすぎてしまう大人たちへ」
✔「子どもたちの“なんとなくしんどい”にどう寄り添う?」
など、モヤモヤを“味方”にするヒントを発信中
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