嫌な自分、いないことにしてない?

——ネガティブな気持ちも、「ここにいるよ」と見てあげよう

 

 

 

 


 

「ネガティブな気持ちをなくしたい」
「こんなイヤな自分、消えてほしい」

 

 

そんなふうに言う子が、相談室にやってきます。

 

 

「ポジティブな自分」は好きだけど、
「ネガティブな自分」は嫌い。
 

できれば、いなくなってほしい——。

 

 

でもね。
 

自分の中の“嫌な自分”をいないことにしようとすると

もっと苦しくなってしまうこともあるんです。

 

 

 


ネガティブな気持ちは、「自分を守るモード」かもしれない

 

少し、体の仕組みの話をさせてください。

 

 

ポリヴェーガル理論という考え方があります。
 

これは、私たちの体が「安心」や「危険」を自動的に感じ取って、

反応しているというものです。

 

 

たとえば——

  • 怖いと感じたとき、体が固まる(フリーズ)

  • 不安なとき、その場から離れたくなる(逃避)

  • 怒りを感じたとき、自分を守ろうとする(戦う)

 

こういった反応は、すべて「生きのびるための本能」。
だから、ネガティブな気持ちがわくのは、

悪いことではなく、大事な意味があることなんです。

 

 

 


でも、「今の自分」にとってはどうだろう?

 

昔は必要だった「守りモード」が、
今は「本当はやってみたい」「伝えたい」気持ちを止めてしまうこともあります。

 

 

「どうせ言ってもムダだ」
「がんばっても無理に決まってる」

 

 

そんなふうに感じたとき、こう問いかけてみてほしい。

 

 

「今の私に、この気持ちはまだ必要かな?」
「少し手放しても大丈夫かな?」

 

 

 


自分の中には、いろんな“自分”がいる

 

私が、相談に来た子によく伝えることがあります。

 

「自分の中には、いろんな“自分”がいるよ」

 

明るいときもあれば、落ち込んでいるときもある。
優しいときもあれば、ちょっと意地悪になってしまうときもある。

 

 

でも、それ全部が自分なんです。

 

 

 


「イヤな自分」も、ちゃんといる

 

相談に来る子の中には、
「自分のことが嫌い」「この部分を変えたい」と話す子がたくさんいます。

 

でも、嫌だと思っているのに変えられなくて、
そんな自分をもっと嫌いになってしまう——そんな相談もよく受けます。

 

 

そのとき、私はこう伝えています。

 

「無視されるって、とてもつらいことだよね。
 『イヤな自分』も同じだと思うよ。
 見ないふりをされると、悲しくなっちゃうんだよ。

 

 だから、もし嫌いな自分、嫌な自分が出てきたら、
『わかってるよ。ちゃんと見てるよ。

 だから今は、出てこなくても大丈夫だよ』って、
 

 その自分のこと「いい子いい子」してあげてごらん」

 

と伝えます。

 

 

最初は「?」という表情の子も、
少し考えてから、
 

 

「そうだね。無視されたら、私だって悲しくなるもん」

 

とうなずいてくれることがあります。

 

 

そんなふうに、子どもたちは少しずつ

自分の気持ちと向き合う力を育てています。

 

 

では、私たち大人ができることは何でしょうか?

 

 

 


💡あなた(支援者)が子どもにできること

 

🟡 「いろんな自分がいる」ことを伝える
→ 明るいときも、落ち込むときも、どの自分も「いる」。

 

 

🟡 「イヤな自分」も、そこにいると認める
→ 嫌いだなと思ってもいい。でも無視はしない。「ここにいる」と気づいてあげる。

 

 

🟡 「変わってもいいし、変わらなくてもいい」と伝える
→ どちらを選んでもいい。どうするかは自分で決めていい。

 

 

 


💬あなたへの問いかけ
 

あなたの中にいる「イヤな自分」、
今、どんな声を聞かせてくれていますか?

 

 

その声に、
あなたなら——どんな言葉をかけてあげたいですか?

 

 

 

 

 

今日のサスケさん💕

お散歩中に四葉のクローバー🍀発見!

サスケさんは気づいてないね(笑)あなたは見つけられた?

かわいい💕