フェイクニュースが伝えない真実をあなたに。

 

ロシア軍の黒海艦隊の旗艦「モスクワ」沈没事件が世間を賑わせました。

 

「ロシア側の発表」は、「船内での爆発による沈没」とのこと。

一方、

「西側メディア」は、嬉しそうに「ウクライナ軍がやった、やった!」

「ロシア、弱ぇぇーー」

というニュアンスで、この沈没を「撃沈」とまで言う始末。

 

たとえば、これ↓↓

伊東 乾 東京大学准教授は、JBpress記事にて

(まあ、タイトルは編集部が付けるものですがね。)

◆ロシア、惨敗必至の旧ソ連型「ドンバス総攻撃」
小型ドローンに撃沈された旗艦「モスクワ」
2022.4.22(金)
伊東 乾
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/69847
 

と、得意気に、自分の専門分野でもないのに、スーパーマン症候群に罹患したのでしょうか、「得意分野以外の事柄」を専門家気取りでトクトクと語っています。

彼は、現代音楽家というよりも、東京大学に巣喰う「グローバリスト左翼言論活動家」

と言うべきではないでしょうか。このことは、彼の他の言論を取り上げた時に、深掘りしましょう。

 

また、杉浦敏広氏は、JBpress記事にて

・・・

露・黒海艦隊旗艦「モスクワ」は2022年4月14日に沈没。

「モスクワ」沈没と共に、プーチン大統領の誇りも再び沈没したと考えます。

今、プーチン大統領の頭の中にあるもの、それは復讐心ではないでしょうか。

・・・

 

と、わけのわからない憶測ライティングの「認知戦」工作で、

プーチン悪人誘導をしていますね。

記事では、続けて

 

・・・・・

ロシア海軍の旗艦沈没は1905年5月27日夜のバルチック艦隊旗艦戦艦“Князь Суворов”(「スヴォ―ロフ公爵」号)沈没以来、117年ぶりとなります。

(略)

余談ですが、日本のある軍事評論家は「モスクワは轟沈した」と話していましたが、

「轟沈」とは被弾後、1分以内に沈没することを指します。

文字通り、瞬時に艦体が消えることです。

ですから、ミサイル巡洋艦「モスクワ」は轟沈ではなく沈没です。

・・・・・

 

その通り!!

沈没ですよ、沈没!!

断じて、轟沈ではありませんし、

撃沈か否かは、下記の検証分析を読んで、あなた自身で確かめて下さい。

 

さて、本題です。

 

正確で信頼の置ける情報配信ということで人気のある藤井厳喜氏が

有料配信「ワールドフォーキャスト」にて、

この件に関して、次のような内容の語り口をしていました。

 

・・・・・・

◆「プーチンショック3連発」で、ついに逆ギレ...

 

この3大ショックで、
プーチンはかなり逆ギレしています。
その結果、ドンバス地方への
攻勢を強めているのです。

 

プーチンショック・第1弾(4/12)
まず最初に起こったのは、
ウクライナの親ロシア派政治家
メドベチュク氏の逮捕。

 

プーチンショック・第2弾(4/13)
フィンランドとスウェーデンが、
NATO加盟の共同記者会見をしました。
まだ決定ではなく
検討中とのことですが、
両国ともに、かなり前向きの姿勢です。

 

プーチンショック・第3弾(4/14)
黒海艦隊の旗艦である
「モスクワ」が沈没しました。
旗艦というのは字の通りで、
中心司令塔になる戦艦です。
これにウクライナ軍のネプチューン・ミサイルが2発当たって
ものの見事に沈没してしまいました。
しかもロシアの首都の名前の
「モスクワ」が付いていますから
相当ショッキングな出来事です。

・・・・・・・

 

 

当総研は、藤井厳喜氏の「類まれな凄い能力」を高く評価していますが、

フェイクニュース?そのまま(=検証行為なし)は、いけません。

特に、西側のプロパガンダ?に安易に乗ってしまうと、

「トランプ応援」と言ってトランプ本の翻訳監修までしている

その立ち位置にも、疑念が生じてしまいます。

 

結論から言うと、

ウクライナ軍のネプチューンミサイルが旗艦モスクワに命中して沈没した

という、「ウクライナ側」の発表は、(その他ほとんど多くの発表と同様に)

完全なフェイクである可能性が極めて高いです。

 

以下、証拠となる論拠を挙げます。

 

既に、当総研で何度も紹介している

軍事アナリストのSaker氏の分析記事を引用します。

 

・・・・・・・

旗艦モスクワの沈没前の写真

ポートサイドの船体に沿って見える燃焼痕は、

船体に点在するポートに沿った煙/煙の呼気ポイントです。

船体上のわずかに低い大きな燃焼痕は、実際には船が魚雷発射管(滑り落ちて水中に落ちる特別な種類の魚雷)のためのより大きなポートを持っている場所です。

 

この箇所について、「他の船の参考写真」ではっきりと確認して下さい。

 

赤い丸が見えますか?

これらは、下部/より大きな魚雷発射管ポートです。

内部の魚雷が爆発したり、火災に陥ったりした場合など、それらからはるかに激しい火災が出てくると推定されるため、彼らはより多くの黒い煙を持つことになります。

だから、最初に分かることは、船上のそれらの黒い痕跡のどれも

ミサイルの命中によるものには見えず、それらは単に船の内側から火を放ち、

それらの周りの船体を燃やす/黒くする、魚雷スロットです。

 

他の船で、ミサイルが的中したケースを見てみましょう。

 

 

ミサイルとの違いは、ミサイル的中の場合、爆発後に金属の壁面が外側に噴火し、大きな損傷が見られることです。

モスクワにはそのような損傷は見られず、船体に沿って後方に行くすべての舷窓からも見える激しい火傷痕だけが見られます。

 

また、次の写真は、旗艦モスクワの最後の衛星写真です。

弓が南/南東に向き、ポートサイドが東を向いていることを示しています。

この写真は4月12日の23:00時前後のもので、旗艦モスクワは翌日数時間後に攻撃されました。旗艦モスクワは、この地域の多くのロシアのフリゲート艦のように静止していたと思われていた。オデッサ北西部の方向から飛来するウクライナのミサイルが、ここ東を向いているポートサイドに命中することは不可能だろう。

 

 

さて、さらに面白くなるところです。

私が投稿した元の写真の緑色の円は、船の火器管制レーダーを示しています。

 

 

このレーダーは、海軍の専門家によって、

「スタンバイ」または中立的な後方向きの位置にあると指摘されています。

 

あなたはインターネット上でトランジット中のモスクワの写真/ビデオの何百ものチェックすることができます、そしてレーダーは常に後ろを向いています。

 

しかし、ターゲットと交戦すると、ターゲットに向かって旋回して標的方向を向く。

したがって、これは、旗艦モスクワが沈没する損傷を受けたとき、

火器管制レーダーがどの標的とも交戦していなかったことを示唆しているのです。

 

もちろん、欧米の'アナリスト'は、これは、モスクワが、小型ドローンが多数飛び回る攪乱によって、ネプチューンミサイルに対しては、反応できなかったことを意味していると言う。

しかし、その理論には大きな問題があります。

彼ら自身の話は、実際、モスクワが、おとりとして使われた複数のTB2無人ドローンに「気を取られ」、モスクワが、ネプチューンミサイルに気づかなかったのだと。

ここに彼らが語るストーリーに基づくグラフィックがあります:

 

 

あなたは私が自分のグラフィックで赤で丸で囲んだ何かに気づいた?

彼ら自身は、この架空のモックアップで幻のTB2の方向を指し示す火器管制レーダーを示しています。つまり、彼ら自身の理論によれば、彼らが主張するようにモスクワの「気を散らす」ことに成功するためには、火器管制レーダードームはTB2ドローンによって忙しく方向を回していなければならなかった(MUST)が、

明らかにそれは待機した平時の位置にとどまっていた。

 

海上スキミングミサイルがレーダーをかいくぐる可能性はあるが、高空を飛行するTB2ドローン(そしてその中の複数)がレーダーに検知されない可能性はあり得ません。

 

ここで、次の点も考慮しなければならない。

 

もしウクライナが本当にモスクワを攻撃するために、ネプチューンミサイルを使う能力を持っていたのなら、一体なぜウクライナはそれを2発しか使わず、

旗艦モスクワが基地に曳航されて、その後もほぼ丸一日浮かんでいたのを許すのだろう?

 

TB2が旗艦モスクワの周囲の空中に飛んでいたなら、その映像はどこにありますか?

ウクライナは、その使用可能な映像を投稿するのが大好きなのに、

TB2の壮大なカナダ製カメラ/光学系の観点から、ネプチューンミサイルが船に激突する栄光の高精細映像がないのはなぜだろうか?

 

この写真はまた、彼らが450人の死んだ船員についても嘘をついたことを証明しています、なぜなら、私たちはすべての救命艇が船上に1つも見えないので、救命艇が使用されたことを知っているからです。

(とにかく、船員は昨日の映像に再び登場しました)

 

旗艦モスクワの損傷は、

船体を大きく破壊したであろう大規模なエグゾセットサイズのミサイル打撃攻撃のようには見えず、

機関室がある煙突の下の真中間点で船の内部を掘り起こした内部爆発のために、

すべての港と魚雷スロットから激しい火傷跡が噴き出しているように見えます。

そして、これはまさにロシア国防省が説明した通りのものでした。

 

では、もしミサイルでなかったら、何が原因だったのでしょうか?

旗艦モスクワの船内に、悪意に満ちた船員がいた可能性があります。

そして、マルティノフが言ったように、何かに火をつけて船の内部でそれを爆破することは、知っている人にとっては非常に簡単です。

 

・・・・・・

以上、Saker氏の軍事分析でした。

 

ウクライナ政府と西側メディアは、

新型コロナの時以上に露骨な「フェイク情報祭り」

で、「プーチン悪魔化工作」「ウクライナ勝つぞ、優勢だ」「ロシア軍残虐」という

印象操作を「捏造」しています。

 

なぜか?

軍事的には、全く勝ち目がないからです。

あと、僅かにやれることは、心理的情報戦「認知戦」だけだからです。

 

あの言論人、あの言論人・・・

西側プロパガンダの協力者を見抜く「良い機会」にもなっています。

 

注意深く、見て行きましょう。

 

藤井厳喜氏の場合、

有料情報サービスが大成功しており、

ワールドフォーキャストの有料会員も3万人突破らしいので、

一カ月2000円としても、1カ月6000万円の収入になるわけで、

それなのに、フェイクニュース?をそのまま検証なしに「横流し」というのは、

いただけません。

それじゃ、堕落テレビ局と同じじゃないですか!!

しっかり、「情報精査スタッフ」に検証させるべきところです。

会員から、一部返金せよ、詐欺ではないのか?

と、突っ込まれかねない話ですね。

 

今後の猛省を望みます。(まあ、無理でしょうがww)

 

それではまた。