とげるやで。ダンボと仲間たちの笑えるラブレター-とげる

久しぶりの日記や。

久しぶりで悪いけど、毒吐くわ。



オレもう限界なんや!

どれだけオレが限界で、八方ふさがりか聞いてくれるか?!


今までさんざんいろんなことを学んできた。

勉強して、努力して、できるだけ役に立つことのできる恐竜になろうと心がけてきた。

このオレのトゲトゲが、少しでも醜くなく見えるよう、

トゲをうまいこと隠すファッションも勉強してきた。

オレほど努力家の恐竜は、世界中探したって、きっとおらんと思うわ。

オレはこんなにも努力できるオレに「誇り」を持ち、

近頃はだいぶ、「自分のことを好きになることができたなあドキドキ」、って思っとったんや。


ところがや!

つい最近、あることがきっかけで、オレの自信はガラガラと崩れ落ちてしまった。

そして、オレはわかった。オレ自身の本当の気持ちが。



オレはオレのことが好きになんか、全然なれてへん!

オレはオレのことが、本当に、

心の底から、

大っ嫌いや!!!!!




だってオレやっぱり、最低最悪の存在やもん。

何の魅力も才能もないもん。


一番辛いのは…やっぱこのトゲトゲやあせる

醜いし、怖いし、気持ち悪い。
自分で見ても、ぞっとするわ叫び

こんなトゲトゲのあるやつ、この世に生きとる意味がわからへん。


小さいころ、おかんに言われたことを思い出す。

「とげるちゃん、あなたのトゲトゲが少しでも柔らかくなるよう、お母さんはいつも、お酢を使って料理を作ってあげているのよ。
いっぱい食べてね!
大丈夫。あなたのトゲトゲは必ず、いつか無くなって、キレイなお肌になるわ。
努力はきっと報われるわ。
お母さんもあなたのために、一緒に頑張ってあげるから!」


小さいころ、おとんに言われたことを思い出す。

「なあとげる、男は見た目やないで!心や!
トゲトゲなんか、気にしたらあかんでぇ。
大丈夫や。お父さんは知っとるで。お前はとても頑張りやで、一度決めたらやり通す恐竜やってことを。
だから、いっぱい勉強して、必ず人様の役に立つ恐竜になるんや!
強く生きるんやで!とげる!
トゲトゲなんかに負けたらあかん!」


おとんの言葉もおかんの言葉も、オレに対する「愛」から出た言葉だってことはわかった。
だけどどちらの言葉も、オレにとっては、すごく傷つく言葉やった。

やっぱり、トゲトゲがあることは、あかんことなんやと思った。



それから長い長い月日がたって…いろんなことがあったけど。

小さい頃に感じたあの絶望感は、今もそのままや。

オレはオレのことが、大っ嫌いや。

オレは苦しくてたまらない。
この気持ちはどうしたらええねん!

自分のことを憎んでしまう痛みで、胸が張り裂けそうや!汗

誰か助けてくれ~!オレは死にそうや!

努力しても努力しても抜け出せない、この無限ループからオレを救ってくれええええ~!!!あせる

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…わかっとる。誰も救えへんのやろ。

オレの人生やからな。

それがようやくわかったってきたとこや。
だからオレ、もうあきらめたんや。


「オレがオレを好きになる努力」は、もう、今後一切しない。

オレはオレを嫌いなままでいい。
その苦しみをオレは受け入れる。

そうしないと、この無限ループは終わらへんのやろ?

心が痛くて、のたうちまわるように辛くて
涙があふれ出るけれども

気力、体力をすっかり失って、
しばらく立ち上がられへんかもしれへんけれども

それでも、オレはその苦しみを味わおうと思った。


オレの魅力の無さ、才能の無さ、醜さを

お腹の底からぐぐーっと味わって、

オレは泣きわめきながら、そのままのオレでいようと決めたんや。


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そんな状態の、今のオレなんや。

それをふまえた上で、聞いてくれ。

ようやく本題に入るわ。

前置きがめっちゃ長くてごめんな(笑)

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オレは今、「仕事をする」ということについて考えている。

オレ、正直言って、「仕事をする」ってことが、どういうことなのかわからなくなった。


今までのオレにとって、仕事をするということは
「少しでも恥ずかしくない自分になって、自分を好きになるための」
努力の一環やったんや。

少しでも、みんなに愛され、役に立つ恐竜になりたいと思って、仕事してたんや。

だってオレ、何も努力しなかったら、生きとる価値の無い、恥ずかしい存在なんやもんあせる
恥ずかしくなくなるためには、せめて働いて
「少しでも立派にキラキラ」ならなくちゃいけない。

だからオレ、一生懸命働いた。
損な仕事も、危険な仕事も、すすんでやってきた。


…でも、もう疲れた。

なんぼがんばっても、オレはオレを好きになられへん。

だからもう、あきらめた。

だから、オレ、もう仕事をする意味を見いだせなくなった。


オレ、このまま働かず、誰にも会わず、野垂れ死んでもいいなあ~、と思った…ドクロ

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そうやって、無気力な、死んだような時間をしばらく過ごし
初めてわかったことがある。

こんな、どうしようもない、生きている価値すらないオレに


それでも、かかわってくれる人がいる晴れ

微笑みかけてくれ、気にかけてくれる人がいるチューリップピンク

仕事すら、頼んでくれる人がいるキラキラ

そのことが、なんとありがたいことか!!!


実はな、オレ、自分のこと「お笑い芸人」やと思っとったんやけど

最近なぜか


「とげるさん、歌を歌ってください!カラオケ」

とか

「とげるさん、子育てについて、お話しをしてください!ニコニコ」

とかいう、わけのわからん(笑)依頼があるんや。


なんでオレにそんな話が?って、正直、戸惑っていたんや。

でも、こんな最低なオレを見て、誰かが、

歌が歌えると思ってくれたり、子育ての話ができると思ってくれたってことは

めっちゃ、ありがたいやん!って思った。

じゃあ、やらせてもらおか…とオレは思えるようになった。


「お笑い芸人」のこだわりがなんや!パンチ!

オレ、頼まれたことは、とりあえずやってみるわ!


それで、上手いことできへんかったら

「今の自分には無理でした」

って素直に謝るわ。

それで、「じゃあ、この仕事は他の方にしてもらいます」

ってなったって、それはそれでええやないか。

自分より、その仕事に向いてる人はなんぼでもおるのに、

一瞬でも、オレのことを思い出してくれただけで

ほんまにありがたいやないか!



この考え方、卑屈やと思うか?

そう思う人もいるかもしれへんな。

でも、オレはなんだか、すっかり楽になった。

考え方がシンプルになったクローバー


「仕事」に対する悩みが消えて、オレは、強くなれた気がする。


オレは、オレを好きになることをあきらめて

努力することをあきらめて

はじめて、ほんまに最低な自分を知った。


セルフイメージが下がりまくったら、もう下がらへん。


おかしな言い方やけど、オレは今、

「最低な自分」であることに、自信を持っている(笑)

オレは、「ダメなオレ」のプロやビックリマーク


そんなオレは、自分のことが大嫌いだけど、大好きや!!!

だから、みんなにも笑顔でいてほしいなって思う音譜



…神様、オレは、いったいどこに行こうとしてるんですかあ~?

最近ほんまに、わからなくなりました~あせる


わからへんけど、

オレ、やっぱりみんなの役に立ちたいと思うんや。

せっかく生まれてきたんやしな。

ダメなオレだからこそできる役立ち方が、あったらいいなあ。



神様!ここに、トゲトゲで、ダメダメの恐竜が一匹います!

そんなあわれな恐竜に、何かみんなのためになる

仕事をさせてください!!




とげる