敏感肌で使える化粧品がない自分のために作ったオリジナルコスメMinori Doctor's Cosmetics。
最初は私と患者さんとスタッフで細々と使っていたものが、口コミで患者さんのご家族やご友人に広まり、患者さんではない一般の人が診療所に化粧品を買いに来られるようになり、オンラインショップを立ち上げました。
肛門科という特殊性ゆえ、患者さん以外の方の立ち入りを禁止しております。
一般の方はショップからのご購入をお願いします![]()
その中でも一番人気なのがアスタキサンチンジェル。
毎日のスキンケアに取り入れてくださっているお客様から、嬉しいご書き込みをいただきました。
知り合いから勧められて使い始めました。1年ぐらいになりますが肌トラブルが無くなり、気になっていた目の下のシミが薄くなってきてびっくりしました!
(個人の感想であり、効果を保証するものではありません)
別のお客様からは、こんなお声も。
年齢的にシワやたるみが改善されるとは思っていませんが、ベタベタしすぎず、しかも乾燥せずで気に入っています。
(個人の感想であり、効果を保証するものではありません)
さらに、手の甲に使われたお客様からは、
届いてすぐに、気になっていた右手の甲の濃いしみに塗りました。
びっくり!
次の日にはすでに周りが薄くなっていました。
真ん中の濃い部分も少しずつ薄くなってきています。
(個人の感想であり、効果を保証するものではありません)
というご感想をいただきました。
毎日たくさんの化粧品が使われているなかで、このジェルを選び、長く使い続けていただけることを本当に嬉しく思います。
どの成分による変化なのでしょう?
まず大前提として、化粧品の感じ方には個人差があります。
また、アスタキサンチンジェルは医薬品ではないため、「シミを治療する」「シワやたるみを改善する」と断定できるものではありません。
今回のお客様の変化についても、特定の一つの成分だけによるものとは限らず、
・角層に水分が補われた
・肌の乾燥やキメの乱れが目立ちにくくなった
・肌表面がなめらかになり、光の反射が整った
・毎日のケアによって良い状態が保たれた
といった複数の要素が重なっている可能性があります。
とくに「翌日、シミの周りが薄く見えた」という変化は、メラニンそのものが一晩で大きく減少したというよりも、保湿によって角層の状態や光の反射が変わり、色むらが目立ちにくく見えた可能性が考えられます。
そのうえで、このジェルに配合している主な成分の働きを解説します。
1.アスタキサンチン
製品名にもなっているアスタキサンチンは、赤い色を持つカロテノイドの一種です。
紫外線などによって発生する活性酸素に着目した「抗酸化成分」として、スキンケアにも利用されています。
アスタキサンチンと皮膚に関する研究では、肌の水分量や質感、シワの見え方、紫外線によるダメージなどが検討されています。アスタキサンチンの原料も違えば、配合濃度も違います。
ただし、研究には飲用によるものも多く、配合された化粧品を塗れば同じ結果が得られると断定することはできません。
アスタキサンチンの原料も違えば、配合濃度も違います。
ちなみに一般的なアスタキサンチン化粧品の約10倍量配合しています。
アスタキサンチンジェルでは、肌をすこやかに保つための成分の一つとして配合しています。
2.パルミチン酸レチノール
パルミチン酸レチノールは、ビタミンA誘導体の一種です。
レチノールやトレチノインとは異なり、比較的マイルドなビタミンA成分として化粧品に配合されています。
ビタミンA誘導体は、肌のなめらかさやキメ、光老化との関係が研究されている成分です。
一方、パルミチン酸レチノールは皮膚内で段階的な変換が必要であり、医薬品であるトレチノインなどと同等の作用を期待するものではありません。
だからレチノールが合わなかった方にも安全にお使い頂けているのでしょう。
「強い成分を短期間使う」というよりも、毎日のスキンケアの中で肌を整える目的で配合しています。
3.3種類のセラミドとコレステロール
このジェルには、
・セラミドNP
・セラミドEOP
・セラミドAP
という3種類のセラミドに加え、コレステロール、フィトスフィンゴシン、ラウロイルラクチレートNaを配合しています。
3つともヒト型セラミドです。
こちらに詳しい解説をしました↓
セラミドやコレステロールは、皮膚の最も外側にある角層で、水分を逃がしにくくするために重要な細胞間脂質を構成する成分です。
肌が乾燥すると、キメが乱れ、くすみや細かいシワが目立って見えることがあります。
角層にうるおいを与え、肌のバリア機能を支えることは、「ベタベタしすぎないのに乾燥しない」という使用感にもつながっていると考えられます。
4.2種類のヒアルロン酸
配合しているのは、
・加水分解ヒアルロン酸Na
・アセチルヒアルロン酸Na
の2種類です。
ヒアルロン酸は、角層に水分を与え、肌をしっとりと保つ保湿成分です。
なんと、ヒアルロン酸1gが保持できる水分は6リットル。
肌の内側の水分をしっかりと抱え込むことで弾力のある肌になる。
ところがヒアルロン酸は20代をピークに年齢とともにどんどん減っていき、50代には半分くらいになってしまう![]()
だから補ってあげる必要があるんです。
アセチルヒアルロン酸は保水性がヒアルロン酸の2倍あることから「スーパーヒアルロン酸」と呼ばれています。
親水基と疎水基2つを持つため油にも水にもなじみやすい。
皮膚の表面と内側、両方に働きかける。
詳しい解説はコチラ↓
水分を含んだ角層はふっくらとして見えるため、乾燥による細かいシワやキメの乱れが目立ちにくくなります。
5.複数の保湿・エモリエント成分
このジェルには、ヒアルロン酸やセラミド以外にも、
・グリセリン
・イソペンチルジオール
・グリセリルグルコシド
・スクワラン
・トリエチルヘキサノイン
・加水分解ホホバエステル
などを配合しています。
グリセリンなどは角層に水分を与える保湿成分、スクワランやトリエチルヘキサノインなどは肌をなめらかにし、水分の蒸発を防ぐエモリエント成分です。
水分を与える成分と、それを逃がしにくくする油性成分を組み合わせることで、
「しっとりするけれど重すぎない」
「ベタベタしにくいのに乾燥しない」
という使用感を目指しています。
6.トコフェロール
トコフェロールはビタミンEの一種で、製品中の油性成分を酸化から守る目的や、肌をすこやかに保つ目的で配合される成分です。
アスタキサンチンとともに、年齢や紫外線、乾燥などによる肌環境の変化を考えて配合しています。
実は「保湿」は、とても重要です
「保湿だけではシミやシワには関係ない」と思われるかもしれません。
だけど乾燥してキメが乱れた肌では、細かい凹凸によって影ができ、シワやくすみ、色むらが実際より目立って見えることがあります。
反対に、角層がうるおい、肌表面がなめらかになると、光が比較的均一に反射するため、肌全体が明るく、色むらも目立ちにくく感じられることがあります。
「シミが薄くなったように感じる」というご感想には、アスタキサンチンやビタミンA誘導体だけでなく、ヒアルロン酸、セラミド、グリセリン、スクワランなどによる総合的な保湿効果も関係しているのかもしれません。
シミだと思っているものが、すべて同じとは限りません
顔や手の甲にできる茶色い斑点には、一般的な老人性色素斑だけでなく、炎症後色素沈着、脂漏性角化症、肝斑、そばかすなど、さまざまなものがあります。
まれではありますが、悪性黒色腫などの病気が隠れている可能性もあります。
・急に大きくなった
・色や形が変わってきた
・左右非対称で境界が不規則
・出血する
・盛り上がってきた
といった変化がある場合は、化粧品だけで様子を見ず、皮膚科を受診してください。
毎日無理なく続けられることを大切に
スキンケアは、一度塗っただけで肌を劇的に変える魔法ではありません。
大切なのは、肌に必要なうるおいを補い、乾燥や摩擦、紫外線を避けながら、良い状態を毎日積み重ねていくことです。
今回、
「1年ぐらい使っている」
「ベタベタしすぎず、しかも乾燥しない」
「少しずつ薄くなってきた」
というお声をいただいてとても嬉しいです![]()
これからも、肌への「やさしさ」と「続けやすさ」を大切にした商品をお届けしていきたいと思います![]()



