私は万葉集を好きでもないし

ほとんど何も知らないけれど

 

万葉集を象徴する女性を聞かれたら

迷うことなく額田王をあげます。

 

ぬかだのおおきみ。

額田王と書くんですね。

 

彼女は井上靖が小説にもしている。

読んだけど昔すぎて完全に忘れてしまった。

 

とにかくふたりの天皇の后になった人。

 

『日本書紀』には

大海人皇子(天武天皇)に嫁し十市皇女を生む

と記載されているらしい。

 

つまり最初のお相手は皇太子だった弟。

その後

いつの間にか

兄の天智天皇の妃になっている。

なんか・・

めちゃくちゃ華やかな存在(笑)

 

ふたりの天皇を虜にするほど

女としての魅力があったってことか。

 

でもね~

簡単には女の魅力とも言い切れないんですよ。

 

彼女はどうやら巫女だったらしい。

 

百済から救援を求められて

新羅と闘うために出兵する船に乗ってるんです。

めちゃくちゃ有名な額田王の歌。

私はコレのどこがいいのか分からない(笑)

 

ふ~ん、で終わってしまいます。

 

熟田津(にきたつ)に船乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな

 

フツー戦船に女は乗らない。

ただし巫女は別です。

 

万葉の時代

女は神秘的な存在と考えられていたらしい。

 

神様は女性にしか乗りうつらないので

戦いの船には

かならず高貴な女性を乗せたらしい。

そういえばドラクロワの絵画。

「民衆を導く自由の女神」でも

フランス国旗を手にした女性が

乳房丸出しで先頭に立っている。

 

つまり女って

先頭に立って男たちをひきいる存在なんだ。

 

めちゃくちゃ私の好み(笑)

 

そう思って見ると

額田王の別の姿が見えてくる。

 

ほんとかどうかは知りません。

 

以下は私の推測というか

かなりの邪推です(笑)

額田さんは弟と一緒になったけど

兄が天皇という権力を手に入れたから

さっさとそちらに乗り換える。

 

望まれてそうなったのではなくて

自分の意志と策略で天皇の妻の座を獲得。

 

皇后ではなくて妃のひとりだったらしいですけど。

 

お~額田さん、やるじゃないの。

感心はするけれど

 

やっぱり私

その手の策略女は嫌いなのでした(笑)