はるかに昔すぎて誰も知らないかも。

 

かつて檀一雄という作家がいて

『火宅の人』がベストセラーになりました。

 

ちなみに檀一雄は63歳で亡くなってます。

肺がんでした。

 

最期の頃の様子を読んだことがあります。

断片は浮かぶのだけど、

 

治療を拒否したのだったか。

病気を認めようとしなかったのか。

うろ覚えです。

 

九州の島にわざわざ移り住んだのだけれど

自分の衰弱を怖れたり

気を取りなおしたりしていた気が。

 

病気に関しては

フツーのがん患者さんだった気がします。

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でも檀一雄は太宰治とならんで

破滅型の人生を生きた人。

 

みずからの人生を

みずからの手で握りつぶそうとした人。

 

『火宅の人』を読むのは苦痛で

何度も投げ出したのは

なんて勝手な人だろうと感じたからです。

 

愛人さんのかかわる話なので

奥さんが気の毒でなりませんでした。

 

破滅型の人生を生きたのは

時代もあったかもしれないけど

彼自身の内的要因があったのだろうと思います。

 

他人の私はとやかく言えない。

かかわらなければいいだけのことだ。

 

自分をなだめなければなりませんでした。

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それほど破滅に向かって突き進んでいた人も

 

最期の最後になると

いのちとの向き合い方が変化する。

 

いのちってそれほど切実なものなんでしょうね。

 

私もそうなりそうな気がします。

 

死ぬ時は死ねばいいなんて思えなくて

 

なんとかして死にたくないと

必死になる自分が見える気がします。

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亀のように万年も生きたいとは思わないけど

 

与えられた残りの時間を大切にしたい。

 

今朝はやたらと素直です(笑)