連日の猛暑で母の散歩も難しい。

 

涼しいうちに少しだけでも。

 

そう思って9時ちょうどに到着したら

 

朝食が終わって

 

今まさに

 

母はお茶を飲みほしたところ。

 

まだ食べている人もいる。

 

それでも私を見て

 

母は機嫌よく片手をあげる。

 

男性のスタッフさんから

 

母の腕時計の電池切れ報告あり。

 

もちろん修理してきます。

 

腕時計をはずしてもらって預かる。

 

室内はひんやりと気持ちいいけど

 

外はもわっとした暑さ。

 

体感のにぶくなった母も

 

さすがに暑さを感じるらしく

 

「暑いのう。蒸し暑い」と空を見上げる。

 

散歩開始。

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すぐに

 

「あらッ、私の時計がない。どうしたんかしら」

 

手首を気にする。

 

「電池切れやから私が預かった。交換してくる」

 

「あぁ、そうやったんな。どうしたんかと思うた」

 

私は汗をかきかき坂道を押す。

 

「坂道押すんエライやろ」

 

気づかってくれるのだけど

 

しばらくすると

 

「あらッ、私の腕時計がない」

 

「電池が切れたから私が預かった」

 

「あぁ、そうな。どうしたんかと思うた」

 

腕時計は母にとって自分の象徴なんだと思う。

 

腕時計によって自分の時間を管理して

 

自分の気持ちもコントロールして

 

長い人生を生きてきたんだと思う。

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日差しが強いので日傘をさしてもらう。

 

「私が傘さしてもあんたは暑いやろ」

 

「ええんや。さして」

 

「あら、傘がさせん」

 

「もっとギュッと押して」

 

「あ、できた」

 

私、孫に対しても母に対しても

 

自分でやらせる主義です(笑)

 

だって自分でできると

 

小さな満足感がありますからね。

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前回は傘のたたみ方がわからないと言ったけど

 

今回はちゃんと自分でたたんで

 

ひもで止めるところまでやってました。

 

「綺麗やな。これ紫陽花やろ」

 

花を見ながら

 

手は傘をたたんでいたのでした♪

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やればできる(笑)

 

あ、腕時計は電池を入れ替えてもらって

 

すぐに届けました。

 

腕時計を見たとたんスタッフさんが

 

良かった~

 

ホッとした声。

 

「私の腕時計がない。どうしたんかしら」

 

母がうるさく繰り返したんだと思います(笑)

 

腕時計は母の支え。

 

相棒みたいなものだから

 

速攻で届けることができて

 

私もすごくホッとしました♪