上野メディカルライブにご出演くださった高橋修先生。

すごくお上手でCDも出してらっしゃるんですが、

 

修先生のきわだった特徴はふたつ。

 

ひとつは外科医だったこと。

 

もうひとつはご自身が肺がんを体験されたこと。

 

緩和ケア医は最初から選択した人よりも、

 

外科医として患者さんの苦しみを診ていて、

 

緩和に移られた方が多いような気がします。

 

つまり患者さんの苦痛に敏感で、

 

それをなんとか緩和してあげたいと願う苦しみセンサーの敏感な優しい人が多いような気が。

 

高橋修先生のように、

 

ご自身が肺がんを体験してらっしゃればなおさら患者さんの心のケアに敏感になるのかも。

 

そのへんの機微は、

 

修先生に直接インタビューしたワンステップさんの記事にしっかり書かれています。

 

興味のある方はこちらをご覧ください。

 

緩和ケアはターミナルケアとも言われ、

 

最後の最後に行きつく場所と思われていて、

 

治療のできなくなった患者さんが放り込まれる場所みたいに思われているけれど、

 

決してそうではない。

 

ターミナルは着陸もするけれど、

 

離陸する飛行機もある。

 

修先生はそうおっしゃってます。

 

ターミナルと呼ばれる空港と同じで、

 

がん患者さんも、

 

緩和ケアで全身症状が良くなったら、

 

治療医のところにもどって、

 

治療を再開することもできる。

 

決して緩和=絶望ではないんです。

 

緩和ケアの目的は痛みをとることですが、

 

痛みには2種類あって、

 

体の痛みと心の痛み、

 

その両方をとるのが必要。

 

がんと診断された時から早期緩和ケアを受けた方が延命効果があるのもうなずけます。

 

問題点は早期緩和をしてくれる病院が首都圏でさえ少ない事。

 

がん治療にあたっている医者そのものが緩和ケアについて無知で、

 

緩和は治療法のなくなった人が行くところと思っている医者が多いことです。

 

患者も勉強が必要と思うけれど、

 

医者の皆さん、

 

もっと勉強してください!!

 

医療の現状をちゃんと知ってください!!

 

声を大にして叫びたいです。