ブログには自分の過去記事が出てきます。

 

5年前に書いた「よろよろだけど、やりとげました」というのが出てきて、

 

何をやりとげたんだっけ?

 

完全に忘れていた。

 

興味が湧いて読んでみました。

 

陣馬山から高尾山まで縦走したのでした。

 

だからこれは昨日の話ではなくて、

 

5年前の思いだし記事です。

すご~く印象に残る山歩きだったので、

 

昨日のことのように鮮明によみがえってきます。

 

このコースはすでに3度目だったんです。

 

慣れているけど、寒かったのでハードでした。

 

この日は朝5時に家を出た。

 

高尾からは満員バスに立ったままで揺られ陣馬高原下に到着。

 

前回は乗り遅れて1時間も待たされたから、

 

満員だけど乗り込んだのでした。

 

長時間立ってバスに揺られるのって疲れますね。

 

でも、気持ちは上向き。

 

ヤル気満々♪

 

7時20分に登りはじめました。

 

るんるんで、この時の気分は39歳(笑)

まわりの景色に目を止めることもなく、

 

足元だけを見て一歩ずつ足を運びました。

 

行程が長いと分かっているし、

 

天気はイマイチだし、

 

気持ちをそらせたら途中で気力が続かない気がしたんです。

 

あの不安な感じ、鮮明に覚えています。

 

和田峠からは階段の直登コース。

登りは暑かったけど、Tシャツだけになるほどじゃなかった。

 

なんとか登り切ったんですが、

 

陣馬山の山頂は霧。

 

一挙に体温低下。

 

震えるくらい寒かった。

 

「筑波山が見えてきたよ。めったにないことだよ」と山頂でおじさんが教えてくれました。

 

でも寒くてそれどころじゃなく、

 

のんびりしてる場合じゃない。

 

となりのベンチで休憩していたご夫婦が寒さしのぎに雨具を着こんでいた。

 

私も迷ったけど、歩いていれば暑くなる。

 

脱いだりたたんだりが面倒なので、そのまま出発することに。

 

気分はすっかり実年齢の69歳。

 

一挙に30歳も老けてました(笑)

 

休憩は早々と切り上げて、歩きました。

 

10日前に登った時は半袖でも汗びっしょりだったのに、

 

あっという間に山は寒くなってた。

 

手袋をしていても指先が痛いくらいに冷たい。

 

とにかく歩く。

 

ひたすら歩く。

 

防寒対策は自家発電で対応。

 

たいていこれで間に合うんです。

一歩一歩地面を踏みしめて歩きます。

 

連日の雨でぐっちゃぐちゃの泥んこ道が多い。

 

岩場のくだりは滑る!!

 

危険極まりない。

 

足元を見て歩くしかない。

四苦八苦したものの、

 

なんとか高尾山までたどり着き、

 

稲荷山コースで膝をがくがくさせながら下り、

 

駅にたどり着いたのが2時20分。

 

7時間の山歩きでした。

 

しかし・・なぜか達成感が湧かなかった。

 

疲れすぎたんだろうか?

 

しばらく山には行きたくないと思いました。

 

でも何とも言い難い幸せ感はあったんです。

 

37,698歩も歩いてました。

 

28.1km

 

135階相当分の階段も登ってるし。。。

 

帰宅した時は実年齢をはるかに超えて79歳くらいの気分でした。

 

こんな苦労をしても登りたくなる。

 

山はほんとに素晴らしいです♪

 

苦労の中に喜びがあり、

 

苦労の中に味がある。

 

ちょっと人生に似ていますよね。