発達障害治療研究ノート No643カサンドラ症候群よりも賢者の贈り物現象の方が怖いかも
2025年5月14日更新
私は、ASDの長男を持つ父親であり、東京・品川の高輪台で「アイデス・クリニック」の院長を務めています。また、児童発達支援や放課後等デイサービス「キッズプレイスたかなわだい」「キッズプレイスたかなわだいⅡ」の顧問医師も担当しています。
発達障害のお子様やご家族向けに、統合的発達サポートシステムの紹介や、日常生活に関する話、そして発達障害の子どもを持つ親御さんたちに役立つ情報を発信していく予定です。どうぞよろしくお願いします。(医学に関する考察や論文は、アイデス・クリニックのHPの院長コラム、メルマガ、YouTubeチャンネルで公開しています。)
No643カサンドラ症候群よりも賢者の贈り物現象の方が怖いかも
最近、ネットなどでカサンドラ症候群のことがまた流行っている印象です。
カサンドラ症候群とは、まだ正式な病名になってませんがASD(自閉スペクトラム症)のパートナーや家族とコミュニケーションが難しく、その結果、精神的ストレスから不安障害や抑うつ状態といった心身の不調が起こる状態を指す言葉です。
漫画のリエゾンなどでその状況が描写されていたことをよく覚えています。
夫婦間には様々な問題が発生しますが、私自身このような外来を長く行っていると、カサンドラ症候群とは別の状況があることに気がつくようになりました。
この現象を、私は賢者の贈り物現象と名付けて時たま外来でご両親へ説明することがあります。
賢者の贈り物というお話は、クリスマスの時期にはよく出てくるお話なのでご存知の方も多いかと思いますので、詳細はこちらをご覧ください。
https://ddnavi.com/article/d1183167/a/
私はこの現象を、夫婦がお互いを思っているがお、コミュニケーション不足のためにお互いに適切な支え合いができず「消耗してしまい最悪共倒れてになってしまう現象と定義しました。
物語は、クリスマスの1日の話ですが夫婦生活や子育ては長期的事業と私は考えておりますので、このような状況に陥り消耗している夫婦は多いです。
外来では、お互いの夫婦の認識のずれを通訳することもありますのでこの現象は結構根深い問題です。
このようなすれ違いを減らしていくのが夫婦関係や子育ての効率化の向上につながると私は考えています。
アイデス・クリニック対談動画#001 解説!夫婦間のすれ違い(賢者の贈り物現
それでは、また次回。
小冊子:「世界を救う天才をあずかったご両親へ」
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セミナー告知
2025 8月,10月計画中
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受験栄養外来も開始しています。
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予約枠に限りがありますので、ご興味のある方お早めにご連絡ください。
対談動画も配信開始しました。
https://youtu.be/7XK7888YWEU
ママとパパにための発達障がい入門講座
https://youtu.be/LZ3h4ieBbBs?si=7FrvQjoncjTOLsqo
マリヤ・クリニックの柏崎先生と共著で本を出しました。
発達障害の内科的治療の手引
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本の紹介動画です。よければチャンネル登録をお願いします。
https://youtu.be/3NTsFLiNdS
併設施設の児童発達支援・放課後等デイサービス キッズプレイスたかなわだいで提供しているおやつのレシピ動画です。こちらもよければチャンネル登録をお願いします。
https://youtu.be/MAHY4_0QfN0
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クリニックが取材された本が出版されました。
発達障害に対して栄養療法などの治療を行なっている7人の医師のインタビューと、それに対して国立精神・神経医療研究センター病院の功刀浩先生がコメントされています。この手の本では、客観的視野に立った今までになかった本だと思います。
「発達障害 食事・栄養・キレーション療法をご存じですか?」
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当ブログでは、できる限り正確な情報を提供するよう努めています。しかし、医療の進展や新しい診断基準の策定により、掲載内容が古くなる可能性があります。そのため、すべての情報が常に正確であることを保証するものではありません。
また、患者さんそれぞれの状況は異なるため、全てのケースで安全性を保証できるものではありません。
注意事項
発達障害の治療に関して、インターネット上にはさまざまな情報が存在します。その中には、極端な食事療法や薬の使用を推奨するものもあります。当院で行っている生化学的治療は、個々の患者に合ったサプリメントの調整を行い、環境調整やSST(ソーシャルスキルトレーニング)、PT(理学療法)などを組み合わせた包括的な指導を通じて効果を引き出しています。
そのため、生化学的治療を行う際は、必ず専門家の指示に従うことが重要です。自己流の治療や、医療の専門家ではないインターネットサイトからの情報に基づいた治療は、有害な影響を引き起こすリスクがありますので注意してください。また、お子さんに関して不安や疑問がある場合は、かかりつけの医師に相談することをお勧めします。
現在、治療研究や外来診療が多忙なため、個別のメッセージや質問には対応しておりません。今後は、皆さまに有益な情報をHPなどで提供していく予定です。また、平成31年3月よりメルマガも配信しており、こちらでも情報をお届けしていますので、ぜひご利用ください。
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