SPEEDI というシステムを用いた、放射性物質の拡散予測の結果が、まだ公表されていないことが問題になっています。
政府が公表していない理由は、生データを公表すれば、誤解を招くためなのだそうですが、こうした対応は逆に、国民の不安を高めることになります。
ヘルスコミュニケーションの見地からいえば、
不安を軽減する情報提供のポイントは
1.現状についての正しい情報を、常に、最新の根拠となるデータを示しながら、わかりやすく伝える
2.そのうえで、「これをすれば大丈夫。危険を回避できる」と思えるような、具体的な危険回避行動を示す情報とその情報の根拠となるデータを伝える
の2点。
これらの2点をふまえずに、「健康に影響はない」と結論だけを言っても、その情報の信頼性が低く感じられ、不安はますます高まるでしょう。
もし関係者の方で、この記事を目にする人がいたら、ぜひ情報公開の仕方を改善していただきたいです。