今回のブログは文字だけです。
最近、クマ取り手術(脱脂)によって失明したという投稿が某SNSで話題になっているようです。
この医療事故が事実であったとして、思うところを書きます。
まずお伝えしたいのは、大前提として「医療は魔法ではない」ということです。
どれほど気をつけても、どんな施術にも必ずリスクは存在します。
これは美容医療に限らず、全ての医療に共通する現実です。
私は、美容医療は「美しさを求めて患者さんを安全に道の向こう側へ渡らせること」のように思っています。
もし施術が雑であれば、それは赤信号を無視して患者さんを道に放り出して、「はい!渡って!」と言うようなもの。事故の確率が高くなるのは当然です。
嘘のようですが、信号も確認できないようなドクターは多数存在します。医療の重さをわかっていないのでしょう。
しかし一方で…
たとえ経験豊富な医師が細心の注意を払って青信号を渡らせてあげたしても、事故の可能性をゼロにすることはできません。
雑な施術による合併症は論外ですが、医療には避けられない確率的なリスクも存在するのです。
だからこそ、私たち医療者は、技術と知識を常に研鑽し、安全性に徹底的に配慮することが義務だと考えています。
質を高める努力と同時に、リスクを減らす努力も必要なのです。
そして皆さんにとっては、
●美容医療にも必ずリスクがあることを理解すること
●医師の知識・技術・姿勢を正しく見極めること
●万が一の際には、担当医を信頼し、一緒に乗り越える覚悟を持つこと
が大切だと思います。
言うのは簡単なのですけどね。
私自身、これからもできる限り安全に配慮し、誠実な医療を提供し続けていきたいと思います。
美容医療は「恐れるもの」ではなく、「正しく理解し、信頼関係の上に成り立つ医療」です。
そのことを少しでもお伝えできていれば幸いです。