学会発表を通じて、思うこと。 | 美容外科医・Dr.安嶋“あじ先生”のブログ『あじブロ』

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あじまビューティークリニック・院長の安嶋康治(あじまやすはる)です。

クリニックで行っている美容医療のご紹介から、プライベートのお話まで、色々な事を書いています。
是非ご覧ください(^^)

◆美容外科専門医(JSAPS)◆
◆形成外科専門医◆

先日の学会では、「下眼瞼のシンポジウム」にて、脱脂術後の修正についてお話しさせていただきました。

そこで思ったこと。
医療というより、もっと基本的なこととして。
インスタのリール動画でも話しました。




目の下のクマ治療の中でも、脱脂は今なお多く行われている手術ですが、適応を誤ると修正が難しいケースに繋がることがあります。

美容医療は、人間の「生身」を扱う医療です。
どれほど正しい適応判断のもと、丁寧に治療を行っても、残念ながら一定数うまくいかないケースというのは避けられません。
それをどれだけ少なくするか、という工夫も重要です。


しかし一方で、そもそも適応判断がおかしい、治療内容自体が誤っているというケースも少なくありません。

それは手術の上手い下手以前の問題であり、医師としてまず「正しい知識を持つこと」が何より大切です。


そうした知識を得るために学会が存在します。


ところが、本当に聞いてほしい医師ほど(知識が間違っている、あるいは足りない、勉強すべき医師ほど)学会には来ない。


これは長年学会活動を続けてきた中で、強く感じることのひとつです。

正しい知識に触れないまま、誤った理論を信じ、それを患者さんに提供してしまう。
その結果、苦しむ方がいるのは本当に悲しいことです。

私自身、そうした現実を目の当たりにしてきたからこそ、
「正しい知識を広めること」
「誠実な医療を続けること」
をこれからも発信していきたいと思っています。


根本的に間違っている、おかしな治療で悲しむ人が1人でも減るように…。
医師に向けても、一般の方に向けても、これからも地道に発信していきたいと思います。