母が入院中のこと。
実家の買い物をして弟の夕飯作って洗濯をたたんで、さあ帰ろうと自転車にまたがったとき、あ、傘持って帰ろう!と思いつき、玄関に取りに行ってハンドルにかけた。
全く何も考えずに・・・
ちょっと大きめの傘だった。
またがって漕ぎ出そうとしたらなぜか自転車はピクリとも動かず、そのまま横倒しに倒れた。
アスファルトに打ち付けた体が、ううぅぅぅぅ、と唸ってしまうほど痛かった。
ちょっと痩せたせいもあるのか、骨に響く痛さ。
どうやらリムに傘がすっぽりはまって動かなかったよう。
横倒しになったままの時、近所のおじさんが犬の散歩で歩いてくるのが見えた。
「あー、恥ずかしい。でも痛くて立ち上がれない。大丈夫ですかとか言われたらどうしよう。」
そんなことを考えていたのにおじさんは、何事もないように爽やかに「こんばんは~」とだけ言って去っていった。
「うぅ、こんぅぅばんぅぅはぁぁ」と言う、寝そべる私をまったく気にも留めずに。
それでよかったような、人間の心がないような・・・複雑な気持ちだった。
家に帰って旦那に「転んだ」と言ったら、「絶対骨折れてるよ!」と大騒ぎ。
その前に血が出ているんだから、絆創膏を用意するとかできんのか。
左の腕と足が一週間くらい腫れて赤黒くなった。
その2週間後、大量の買い物をして車で実家に。
車から降りて、両手にエコバッグぶら下げて歩き出そうとしたとき、駐車場の区画線ロープに足をとられ転んだ。
特にたわんだロープでもない、ミリ単位の段差なのに・・・
たまたま隣にも車が止まっていたので、細い隙間で転んだおかげで誰にも見られず、なおかつ砂利の上に完全に寝そべるほどの転びようだったのに、ふくらはぎを強打しただけですんだ。
家に帰って旦那に「転んだ」と言ったら、「絶対骨折れてるよ!」と大騒ぎパート2。
絆創膏も保冷材も用意がされないので、自分で保冷剤を出して患部に当てた。
タオルにくるむとか、そういうことを全くせず長時間当て続けた。
・・・なんかヒリヒリする
よく見たら保冷材の四角い形に赤黒くなってる。
あれ?もしかして低温やけどした?
低温やけどどころか凍傷になった(涙)
これがなかなか治らず、今もうっすら赤い四角が鎮座している。
この頃は体も頭も疲労していて、アホなことばかりした。
体重が落ちたのも痩せたんじゃなくて、筋肉がなくなっただけだと思う。
だから踏ん張りはきかないし、歩く速度も遅くなったし、疲れやすくなった。
気力もなくなってきたから転んだときも、踏ん張るよりスローモーションであきらめた感じ。
ああ、もういいやって。
あの頃から急激に老化したように思う。
バティがいたときは散歩で毎日歩いてたから、体力も筋力もあったんだよなぁ
やっぱり歩かないとダメかなぁ
今は無理だけど、お母さんが退院したら歩こうっと!
今でも近場に車で行くアホがここにいます。