(つづき)
2.小児科受診のタイミングは?
冒頭でも述べたように、発熱はむやみやたらと怖がるものではありません。
小児が発熱した際、夜間でも小児救急を受診した方がよいのは、
1.水分すら口から飲むことができなくなった時
→発熱時に食欲がなくなるのは、大人でもあたりまえのことであり、小児でも食欲がなくなるのは当たり前です。固形の食事は食べなくてOKです。
しかし、「水分摂取ができない」ということは、脱水になる可能性があり、
重症化の証かもしれないので、すぐ受診した方が良い。
発熱で怖いのは、髄膜炎や脳炎であり、
水分がとれないというのは、それらの神経症状のこともありうるからです。
2.発熱しているが皮膚が青白いとき
→重症感染症の可能性もあります。すぐ受診すべきです。
3.けいれんが5分以上とまらないとき
→髄膜炎や脳炎による神経症状の可能性もあるので、救急車を呼ぶこと。
4.母親が「なんかおかしい」と直観的に思ったとき
→この直観が当たることもありますので、心配ならすぐ受診すべきです。
母親の直観はあなどれない。子どもにとって母親は最高の主治医。
以上の知識があれば、夜間の発熱時でも家で様子をみることができます。
夜間小児救急外来をやっていて、
「こんな時間に受診するくらいなら、家で養生していた方が子どもの負担がないのに、かわいそう…。母子ともに負担だよな…」
と感じたことは数えきれないくらいあります。
お母さんが正しい知識を持って冷静に対応すれば、子どもは早くよくなります。
参考にしてください。
※どうしても心配なら、遠慮なく夜間救急外来を受診しましょう!!!
そして、どう対応したら良いか、小児科医によく尋ねてみてください
(つづく)