キュイーン! | everyday、ひとりごと

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毎日、思ったこと感じたことを思うがまま…デス

しばらく風邪で不調だった。またまた家族から進呈されたもので、困ったものだ。幸い、感染症の類いではなく今週になって落ち着いて来ている。


で、一昨日予約があったので歯医者へ。もう通い始めて15年以上。初診時に院長と話した際に歯科治療に思うことはと聞かれた。


そこで、「説明もなく、自分の口の中で何をされているのかわからないのはイヤ」とか「腰痛持ちなので長時間同じ姿勢はきつい」とか、そして「あのキュイーンというドリルの音で全身硬直します!」と言った記憶がある。


だから、院長やスタッフの皆さんは私にたびたび「大丈夫ですか?」、「痛くないですか?」と呼び掛けるし、新しい機械や器具に私が怪訝な顔をすると一生懸命説明してくれる。


最近は歯科の分野もハイテクで、様々な機械を駆使しているようだ。しかし、いくらハイテクでも解決できないことがある。


あの歯を削る「キュイーン」だ。昨日は延々と聞かされ、手足は緊張のあまりこわばって診療台から降りるのが大変だった。


ちなみに、院長に最初「キュイーン」の話をした時、「それはちょっと…」と頭を抱えていた。音がしない機械はないんでしょうかねと言った時も同様に。


そして、昨日「キュイーン」に耐えている時にただならぬ音声が聞こえた。高齢女性の叫びだ。


やっぱり。無理もない。こう思ったのには訳がある。


私が歯科医院に到着したすぐ後に、その高齢女性は車椅子に乗り、付き添いの女性(話しぶりだと家族だと思われる)と共に入って来た。付き添いの女性が高齢女性を車椅子から待合室の椅子に移し、ハンカチを持たせてこう尋ねた。


「おばあちゃん、ここどこかわかる?」

「…」

「歯医者さんやで」。


おばあちゃんは「歯医者さん…」とおうむ返しをするだけで、会話にならない。これはご本人は何をしに来たのかわかっているのか?他人事ながら心配になった。


そして、院内に響く「ああー、ああああー、うわー」という声。スタッフさんが「大丈夫だからね」と声をかけるが、気になって私も大丈夫じゃない。


治療に携わる皆さんには感謝しているが、歯医者さんはやっぱり怖い。「キュイーン」を解消する方法はないものか。