宮崎トップジュニア合宿 | @DAVID

宮崎トップジュニア合宿

 

 

先月の10月はじめに宮崎に行ってきた。

 

宮崎は2011年の震災以後、半年住んでいた思い出深い場所で、12年ぶりである。

 

世界チャンピオンのカリッサ ムーアの父でもあり、コーチでもあるクリスさんを招いて行われた合宿は 4泊5日 にも及んだ。

 

サーフィンが東京オリンピックで正式種目に決まり、次はパリ、ロサンゼルス、オーストラリアと続く中で、トップジュニアを育成しようというもの。

 

クリスさんの指示の元、僕は助手と通訳という立場。

 

朝は日の出と共に起き、ホテルの部屋に戻るのは夜の21時過ぎとハードスケジュールの中、皆さんとても頑張った合宿だった。

 

波もまぁまぁ当たり、終始胸から肩ぐらいのファンな波だった。

 

今回はショートボードのトップジュニアで、なんでロングの自分がと思うかもしれないが、かつて世界の強豪相手に戦った経験とタクティスはショートでもロングでも同じであり、特に外国人選手が何を考え、どのような試合展開に持って行くか?とか、セットの周期や良い波をどう捕まえるか?などは自分は得意だった。

 

そのような部分を評価され今回の合宿に呼ばれたわけだが、もう一つ、今後のロングボードの育成の準備というミッションもあった。

 

合宿中、クリスさんが強調していたことはごくシンプル。

 

まず保護者を集め、あまり子供達に押し付けるようなことはしないこと。

 

海外でも子供達に練習しろ!みたいなことが続いて、最終的に嫌になった子供達を多数見ている。

 

一番大事のはサーフィンが大好きで、やりたい、やりたいと気持ち続くことから始まり、やがて、良い結果出るとさらに向上心が芽生える。

 

次に試合の組立て方や自分が乗ったライティングの点数をジャッジコールなく、正解に知ること。

 

技術の面の指導はあまりなく、こういったことだった。

 

 

 

 

 

 

僕がトップジュニア達に一番強調したことは、絶対に自分達が欧米や南米選手に劣っていると思わないでくれと言うことだった。

 

野球の大谷選手、サッカーの三苫選手、久保選手、ボクシングの井上選手は立派に大活躍している。

 

かつて日本のサーフシーンでよくあった自分達は世界に勝てないとマインドセットすることが長年、日本にはあった。

 

僕はこれが大嫌いで、よく現役時代に他の日本人選手にお願いだから外国人選手に良い波を譲るのはやめてくれと何度も何度も言っていた。

 

サーフィンの試合で良い波をとられたら、絶対に勝てない。

 

今はプライオリティルールができ、以前とは違うところがあるが、気持ちで負けないようにというところを強調した。