高崎健康福祉大学講演
群馬県 高崎市役所 遠くに浅間山
サーフィンの先生の講演、原発の講演、パタゴニアストアでの環境講演、いろいろ自分なりに講演をやってきたが、今回のミッションは将来学校の先生になりたい大学生女子20名、男子1名に講演。
実は、日本の学校教育はアメリカより30年遅れていると言われている。
まぁ、一言で言えば、机上の教育ばかりで、実践タイプの教育が少なすぎるということだと思う。
今回、大学講演が決まり、僕は自分の中にひとつの課題を決めた。
それは何かと言うと、学生達のスマホの指を止めさせて、自分の話を聞いてもらうこと、もし、出来なければ負けと自分に言い聞かせた。
えっ⁈、授業中にスマホ使っていいの?と最初は驚いたが、学校によっては使って良いところ、ダメなところがあるみたい。
結果を先に言うと、皆さん、真剣に聞いてくれた。
何を話したかと言うと、サーフィンで世界を回った話、旅に出ると頼るのは自分一人で、日本に居る時とはまるで精神状態が違い、自分で考える能力が備わると。
ヨーロッパでは若い子には旅させろと言われていて、20歳ぐらいの学生達はリュックを背負って旅にでる。
そして帰ってくると、別人までとは言わないが、違う世界を観たことにより、いろんなことに気づき始める。
世界にはいろんな文化があって、みんな一生懸命生きている。
発展途上国も先進国も、それぞれから学ぶことがたくさんあり、いろいろと深く考えさせられることが多い。
そして、日本に帰ってくると、いろんな疑問や知りたいことが頭に残り、いろいろとその国のことを後から調べはじめる。
旅だけの話ではなく、なんでもできることなら先に実践して、ある程度興味を持ったあとに勉強することがとても大事で、何かに興味を持ち、疑問に思ったことを調べるとすんなり頭に入る。
日本の学校教育は、これが逆なことが多い。
それと子供の頃は何のために勉強するか?わからないから、中学生あたりから、この教科が得意だと、こういう仕事に向いているよとかあってもいいと思う。
もちろん、教室の中だから出来ることと、出来ないことがあるけど、そのなかで生徒さんたちに興味を持ってもらえるようなトーク術のテクニックが求められる。
興味のないものを覚えろ!と言っても、全然覚えないし、興味のあるものはすんなり覚えられる。
僕は、教育で一番大事だと思っているのは、興味を持たせ、その後に勉強することだと思う。
それが実践タイプの教育ということになり、アメリカなどは早くからその子が何に興味を持ち、何が得意なのか?をもっと早い段階で見つけさせ、得意な教科を伸ばすことをしているね。
好きなものに興味を持つと、どんどん自分から調べ、どんどん自分で考える。
じつは僕は、学校の勉強はほとんどしなかったが、流動する未来のことは分かることが多い。
教科書に未来のことは書いておらず、未来のことを予測するには視野を広げ、いろいろ経験しないとわからない。
6歳の時に日本に来て、日本語があまりわからなかったから、何を言ってるか?わからず、勉強にあまり興味がなかった。
高校生でサーフィンにはまり、不良のスポーツサーフィンというレッテルが貼られた時代で、学校をサボって海入ってて、遅刻して行くと、毎回、先生と大喧嘩で、親にも電話してきて、大揉めに発展。
しまいには、校長先生まで出てきて、サーフィンを馬鹿にしてきた。
もう、キレたね。
そこで僕は半分殴り込み状態で職員室に行き、先生達に、僕は将来試合に勝って、プロサーファーになるから邪魔しないでくれと訴え、最後は遅刻するなら休み時間中に教室に入るのと、出席日数だけは足りないと卒業できないから、卒業だけはしてくれと言われ、僕はわかった!約束は守るから、サーフィンだけは馬鹿にしないでくれと、、、その時に先生と親と和解した。
もし、あの時、まわりの意見を聞いてたら今の自分はなく、下手したら僕の野望だった世界を旅することも出来なかったかも知れない。
高校生の時の僕の教科書は地図帳のみで、数学だろうが、国語だろうが、すべての授業で地図帳しか見ていなかった。
おかげで地理だけは学年で一番になった。
やっぱり興味のあるものは楽しいから続くし、何時間でも地図帳は見てられた。
少し自分の話になったが、話を戻して、学校の先生になりたい生徒さん達に、なぜ?自分が講師と思うかもしれないけど、この話が決まった経緯は、自分のサーフィンスクールに大学の凄い先生が来て、自分が教壇に上がり話せば、生徒さん達が変わるかも知れないと思ってくれたからだ。
僕はその時に、それを見抜いたこの先生、凄いな!と。
兼ねてから、僕は大学講演がしたかった。
環境問題を訴えていると、大人は忙しくて自分のことで精一杯だから、なかなか聞いてもらえないけど、若い人達は本当によく聞いてくれるんだよ。
僕は大学には行ってなくて、世界を旅したことが僕の中の大学で、大きな学びだった。
コロナになって、世界の旅どころではないけど、若者の心を動かすことはとても大事なことで、これから、大学講演に力を入れようと思っている。
