母を恥じるということ
なんの流れか忘れたけれど、ムスメと旦那さん、親子三人で「友達の親」の話しになった
お友達にわたしたち親はどんな風に見られてるんだろうね?
お友達の親のことなんて呼んでる?オバチャンとか言ってないだろうね?
学校で親の悪口とか言い合ったりしてたりして!
ごはんの時以外は、もうあまりリビングに居着かなくなったムスメとの親子のおしゃべり
そんな話をしながら思い出したことがある
あれは小学校高学年だったんだろうか?
ちょうどムスメと同じくらい、思春期の入り口だった気がする
参観日の日ある男子が、教室の後ろに集まりはじめた保護者の方をチラチラ見ながら、他の男子とコソコソニヤニヤしはじめた
「チリチリ!チリチリ!」と小声で囁きながら、その目線はあきらかにわたしの母を向いていた
当時、母は「パーマ」をかけていて、それは昭和の「オバチャン」をイメージさせる、少しハード目のパーマだった
それが流行っていたのか、ただの美容室の押し付けだったのかはわからないけど、とにかく、アフロよりかはゆるいけれど、真ん丸い顔を丸く覆うパーマを全体にかけていた
そして、わたしは三女で、姉とは10歳近く離れていて、母が同級生の親御さんよりは少し歳上だったのは確かだった
姉には年相応の年齢の母なのに、わたしには少し年を経た母親であることが、コンプレックスでもあった
だから、「チリチリ!」と囃したてはじめた男子に敏感に反応した
それからは学校に母が来る度に、わたしに対して「まりりんの母ちゃんチーリチリ!」と囃し立てるのが男子たちの流行りになった
自分のことを言われたのなら反論もできる
けど、母のことを言われたわたしは、なんとも言いようのない複雑な気持ちになった
反論したい気持ちと、母を恥じる気持ち
人の、人の親の容姿をあれこれ悪く言うなんて、その男子が悪いに決まってるのに、反論できなかった自分も嫌だった
「ウルサイ!」と言い返すのが精一杯で、それからは母に学校に来てほしくないと思うようになったのだった
その後その男子とは町で度々遭遇して、その度に睨みつけるくらい嫌いだった
今なら、「あんた、人の親のこと、そんな風に言うもんじゃないよ、その子にしたら、この世にたったひとりの母親だよ」って言ってやりたい、高齢出産のオバサンなのでした
ちなみに、ムスメに、「友達の親御さんの悪口とか言ったらだめだよ!もしかして、お母さんのことなんか言われたりしてる?」と聞いたわたしに
「別にー?そんな話ししないしーあ、でもお母さん若いねって言われたことはあるよ」とのこと
本当の話なのか、ムスメなりのフォローなのかわからないけと、ムスメは良いお友達に囲まれてるようで安心したオバサンでした
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2023/06/11
前回より随分日が開いてしまった
この間にもいろいろあったけど、そのことはまた別の機会に
ひとまず、母も父もわたしも、元気
この週末で、庭木の剪定をした
母が動けなくなって、庭がジャングル化しつつあるのだけど、庭木のあり方も考えさせられる
自分はムスメのために、手間のかからない庭にしておくべきなのだろう、でも、母同様、大好きな庭木や花を増やしてしまうわたし
いつかの時には、全部整理しないとね