得意なこと。
不得意なこと。
それが誰よりも顕著で凸凹な小学5年生の息子。
そんな息子が2026年に中学受験をすると言い、通塾中です。
特性がある子の中学受験に向けての姿をリアルにお届けしています。
同じく特性を持つ子のヒントになればいいなぁ。
先日個人懇談がありました。
その話はアメ限であげたいと思います。
今日は宿題をやらない息子の話を少し。
夏期講習、口出しせずに見守る日々
夏期講習が始まり、わが家では塾の先生の指示で、毎日授業の1時間前には子どもを塾に送り込んでいます。
このおかげか、どうやら最低限やるべきことはこなしているようです。
塾から帰ってきてから寝るまでの時間、そして自習室での時間も、自分なりに考えて計画的に過ごしているようです。
「ようです」としか言えないのは、子どものやることになるべく口や手を出さずに、見守ることに徹しているから。
これは一貫して今も気をつけていることです。
子どもの“都合の良い”計画
ただ、正直なところ、子どもの計画は「自分にとって都合が良い」もの。
塾から帰宅して寝るまでの時間は、半分がテレビや漫画、半分が勉強といった感じで、「がむしゃらに頑張っている!」という感じではありません。
朝から約9時間もみっちり勉強しているから、疲れているだろうし、これくらいの自由時間は必要かな…と自分に言い聞かせて、言いたい言葉はぐっとこらえる毎日です。
夏期講習の序盤は、「みんな頑張ってるんだから、しっかりやらないと!」とつい口にしてしまい、大ゲンカになったことも。
そんなことを言われて素直に「はい。分かりました。やります。」と言う子ではないので、私が疲弊するだけだと悟ったんです。
それからは、「私から焚き付けるようなことは言わない」「やらないのも本人の選択」と心に決めて自分の行動や言動を反省しました。
やれ!やれ!言ったところで、親子喧嘩になり無駄な時間を過ごすことになるだけだし、気持ちがだだ下がりになっていいこと無し。
勉強は、結局本人がやる気にならないと続きませんからね。
「認める」作戦で一歩前進
そこから私が始めたのは、子どもが頑張っていることを「認める」こと。
例えば、これまで全く手をつけていなかった宿題の冊子を、ある日塾の鞄に入れているのを見つけて、こんな風に声をかけてみました。
「その宿題の冊子、塾へ持って行ったの?えらいね」
すると子どもは、
「持っていっただけ。やってない」と一言。
そこで私は、
「まだやってないんだね。でも、ずっと家に置いてたのに、持ち歩き始めたって一歩前進したなーって思ってさ。やるじゃん!」と返しました。
また別の日は、寝る前に塾の準備をしている姿を見つけて、
「寝る前に準備したの?すごい!」
と声をかけたり、
「毎日朝から晩まで頑張ってるよね、お疲れ様」
と伝えたりもしました。
こうして事実を『認める』ことを繰り返していると、ある日、子どもがこんなことを言ったんです。
「いつもは漫画とテレビに半分くらい時間を使ってるけど、今日はその時間減らしてもう少し勉強するわ」
と。
「え?すごいじゃん。やろうとすることが偉いと思うよ!」と返しました。
小さな変化を見逃さない
周りの子と比べたら、「レベルが低い」と思われるかもしれません。
でも、急に全てができるようになるわけではないし、比べるべきは過去のこの子自身です。
「宿題をやらない子」だったのに、夏期講習中は自習室で取り組んでいること。
全く見向きもしなかった宿題の冊子を、手に取って鞄に入れたこと。
毎日夏期講習を頑張って、塾に通っていること。
当たり前のように思えることかもしれませんが、これは全て子どもが頑張っている証拠です。
正直なところ「もっとやって!」と欲張りたくなる気持ちもありますが、受験がまだ「自分ごと」になっていない今、私にできるのは子どもの小さな変化を認めて、見守り続けること。
それしかないよなぁと思う日々です。
