得意なこと。

不得意なこと。

それが誰よりも顕著で凸凹な小学5年生の息子。

そんな息子が2026年に中学受験をすると言い、通塾中です。

特性がある子の中学受験に向けての姿をリアルにお届けしています。

同じく特性を持つ子のヒントになればいいなぁ。



週に5日も塾があり、週末は朝から晩まで塾通い。
そんな毎日を送っているわが家の息子は、なかなかどこかへ遊びに行く時間もありません。
塾がない日は宿題に追われる日々です。

そんな息子には、常に300円くらいのお小遣いを持たせています。
ノートを買ったり、コピーをしたり、飲み物を買ったりするのに使っていいと伝えてあります。
自分で好きな飲み物を自動販売機で選んで買うことが、小さな楽しみになっているようです。



「お金がない!今すぐ持ってきて!」

ある日のこと、息子からメールが届きました。
「お金がない。今すぐ持ってきてほしい」
塾の5分休憩の間に送られてきたメールだったので、

「電車賃往復約600円もかけて300円を届ける意味があるのかな?」
「そんなに急ぎの用事なんだろうか?」
と頭をよぎりましたが、あれこれ聞くことができないので、急いで塾の受付まで届けに行きました。


600円あれば飲み物何本買えたかな?

家に帰ってきてから、息子に話しました。

「今日、電車賃往復で600円くらいかけて、あなたの300円を届けに行ったんだよ。それについて、どう思う?」
「600円あれば、飲み物何本買えたかな?」

そして、こう提案しました。
「次からは、塾へ行く前にお財布の中を確認して、もしお金が足りなかったらお母さんに教えてね。もしくは、使ったその日に言ってくれれば、今日みたいなことにはならないはずだよ」

「たった数百円でガミガミ言わなくても……」と思う方もいるかもしれません。
でも、私はたとえ少額でも、お金は働かないと手に入らないし、大事に使わないといけないんだということを、子どもにきちんと知っていてほしいんです。



小さな失敗から学ぶ、お金の価値

ちなみに、わが家の長男は、最近コンビニで何かを買うことがなくなりました。
中学生の頃はよくコンビニで買い食いしていたのですが、高校生になって色々なことが見えてきたようです。
スーパーで買う方が安いと知ってからは、スーパーで買い物するようになりました。

大人にとっては当たり前のことでも、子どもにとっては未知のことだったりします。
実際に経験してみないと分からないことって、たくさんありますよね。
だからこそ、失敗してもいいから、子どもに色々なことを経験させてみることって大切だなと思います。

三男も今は、気軽に自動販売機で好きな飲み物を買っています。
でも、いつか100円の価値を実感して、それが積もると(貯金すると)どうなるか、その大切さに気づける日が来るといいなと願っています。

子どもの未来のために、こういった経験を通して「お金の価値」を伝えていくことは、ある意味「投資」なのかもしれませんね。