得意なこと。
不得意なこと。
それが誰よりも顕著で凸凹な小学5年生の息子。
そんな息子が2026年に中学受験をすると言い、通塾中です。
特性がある子の中学受験に向けての姿をリアルにお届けしています。
同じく特性を持つ子のヒントになればいいなぁ。
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こちら①の続きてす。
普段の塾での指導方針にも触れました。
「先生は君たちに常に考えて行動することを求めてることは分かってるか?
宿題も自分で必要なものをここから選んでやる、やり方も自分で考えてやるように話してるよな。」
「わかるよ、解いてるうちにもう少しやれば解けるかもしれない…そう思うよな。
あと少し、もう少しとズルズル何時間もかけてる間に、他の必要な問題を3問解けたとする。
でも、三男くんの今のやり方だとどうや?
2時3時まで粘って寝不足になって、その後はどうなる?
学校に行っても眠たくて集中できへんことはないか?」
先生は、勉強に対する姿勢についても、具体的に話してくれました。
「『やりたいこと』と『やらなきゃいけないこと』は常に存在する。
今は『やりたいこと』を優先してる場合じゃない。
あと1点で悔しい思いをしないために、天才になるのではなく、1点を確実に仕留めることができるようになることが必要なんや。
そのために何をやらなあかんのか?
君たちならわかるやろ?」
さらに、受験に向けて大切なことを熱く語りました。
「あと1点を掴むためには、地道に頑張るしかないんや。
どこかで見た問題に気づけるかが一つの分かれ目になる。
今回は気づけへんかったけど、解説読んだら分かったなら、次頑張ればいい。
気づけへんかったし、解説読んでも分からんかったなら、聞きに来ればいい。
でも、三男くんが◯◯中学校じゃなくてもいいって言うなら、今のやり方でも十分戦える。」
そして、先生は改めて息子の気持ちを確かめました。
「三男くんはどうしたい?」
息子は少し間を置いて
「◯◯中学校を受けたい」
とはっきりとした口調で答えました。
その言葉を受けて、先生は力強く言いました。
「それなら、質の高い勉強をしないとあかんのはわかるよな。
君たちのいるクラスに必要なのは、量じゃない。
質の高い勉強なんや。
三男くんは目指せると思っている。
十分その力が備わっている。
でも、だから合格するということではない。
3人に1人合格するその1人になるのは、1点を確実に掴めた人間だけなんや。
いくら普段テストの点数が良くても、本番で1点落とせば切られる。
今はまだ本番までに時間がある。
1点のために本気で頑張ってみろ。
君ならできると信じてる。」
そして、息子が起こした問題行動についても、きちんと釘を刺しました。
「度が過ぎた行動や言動に関しては、この後でいいからちゃんと謝れよ。」
最後に、先生は未来を見据えた言葉を息子に贈りました。
「◯◯中学校に入ったら終わりではない。
先生たちは中学受験の塾やから、君たちが中学校に入学することがゴールになる。
でも、君たちはそこで何をするか、どう行動するか?そこから飛躍していくんや。
日能研という塾はその先の力も育てている。
だから、日能研を卒業した先輩たちは中学校でも高校でも大学でも、社会に出てもイキイキと活動しているやろ?
そんな話、先生、前にしたよな。
三男くんならわかるよな。」
先生の言葉一つひとつに、息子は真剣に耳を傾けていました。
塾では、単に勉強を教えるだけでなく、このような大切な話も普段からしてくださっているのだと、改めて感じました。
先生たちの熱い思いに、思わず涙がこぼれそうになりました。
本当に、塾の先生ってすごい。
トラブル続きで、この先どうなるか全く分かりませんが、とりあえず夫から通塾のチャンスをもらった息子。
この貴重な機会を無駄にせず、先生の言葉を胸に、精一杯頑張ってほしいと心から願っています。

