先日、市の教育委員会が開催された説明会に参加してきました。
今年の春に文科省から通達のあった「特別支援学級及び通級による指導の適切な運用について」に基づく、今後の市の方針についての説明会です。
皆様の市町村では動きがありましたか?
とてもデリケートな話なので詳細は書きませんが、説明を受けて感じたことだけ書かせてもらいたいと思います。
文科省もそれを指示された市の教育委員会の方々も、当該児童がどのような困り感があり支援学級に在籍しているかを知らない(わからない)んだなぁと思いました。
わからないけれど、わからないなりに教科書などを読んでみたところ、ADHD、自閉症スペクトラム、LD等の診断名があり、それぞれの診断名における特性がわかった。
というところまでは知ってくださったんだなと思います。
(実際にそう話したのではなく、話を聞く限りそこまでの知識までなんだなと私が感じたことです。)
だけど、これらはあくまで診断名であり、発達特性はスペクトラムで、個々によって特性の出方や大きさ幅感が違うというところに辿り着いてないのだろうと。
わからないから(わかったつもりでいるから)その先が想像できない。
そりゃそうだよなとも思います。
私も当事者家族になってから、本からだけではわからないことが多いと知ったし、こうしてブログなどネットから当事者やその家族の書き込みを見ても全く同じケースは中々ないことも知りました。
でも、我が子がそうでなければ知らなかったことばかり。
それを、実際に子どもたちを見ているわけではない文科省や市の教育委員会の方が正しく認識できるわけがないんですよね。
当たり前だと思います。
きっと、今回の通達についても、こちら側が「そうじゃないんだ。こういうことが必要なんだ。」と言ったところで、その声は届かないと思います。
だって、そもそもがわからない(わかったつもり)のだから。
だから、知ってもらいたい。
現場の先生ばかりが学ぶのではなく、上の方々にも知ってもらいたい。
知っていただけたらなと思います。
行き渋りのあったうちの息子が、今自らの意思で学校に通って充実した毎日を送れているのは、学校の先生方の細やかな配慮のお陰です。
でも、ここまでくるのに「この配慮が本当に意味があるのか?」と学校も耳を傾けてくれず色々ありました。
それは、前例がなかったから。
わからなかったら。
でも、実際に市の支援センターの心理師さんのお力添えのお陰で適切な配慮を受け入れてもらうことができ、結果、そのことで変わった息子を見て、学校中の先生方が驚き、その必要性を知ってくださいました。
でも、それは通常級の先生、支援級の先生、両者からサポートしていただけたからできたことだと思います。
分かってくださると、後は先生方からこうしたらどうか?と提案してくれたり、実施してくれるようになり。
さすが先生方は教育のプロです。
ちょうどいいさじ加減で息子を受け入れてくださるので、「ワガママ」を認めるというものではなく導いてくださりました。
こちらのニュースを見てまさにこれだなと。

