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旬な作家の意外な素顔が・・・?旭屋書店「本TUBE」ピックアップ本、著者出演インタビュー企画!【旭屋書店主催イベント:著者出演インタビュー】
「中略」――「日米合同委員会」の日本側の代表は、外務省の北米局長ということなので、政治家ではないんですよね?
そうです。そして、アメリカも在日米軍司令部副司令官ということで、これも政治家ではない。すなわち「日米合同委員会」は軍と官僚で出来上がっている会議です。これを、月二回、60年以上、1600回はやっていて、さらには両国ともにそこで決まったことは一切公表する義務がないわけですよ。そこで決まったことは何でも実行できる。戦後、まだ日本が米軍に占領されていた頃は、米軍から日本の官僚に指示がでて、命令には全て従わなくてはいけなかった。その体制がそのまま続いているという驚くべき事実があるんです。
――日本人である官僚が、どうして自国よりもアメリカの方を向いてしまうのでしょう?何かメリットがあるのですか?
官僚個人の問題というよりも、全体的な法的構造にもの凄く問題があります。今起こっている状況とものすごく関係があるんだけど、こういうおかしな日本と米軍の関係っていうのは朝鮮戦争の時にできたものなんです。朝鮮戦争は1950年から53年まで続いて、その後休戦状態でまだ継続している。その朝鮮戦争が起こった時に日本の独立の交渉があって、サンフランシスコ講和条約とか日米安保条約、今の地位協定など、全部戦争の中でやりとりして作っていったものなんですね。ですから、“朝鮮戦争を米軍は戦う、日本はそれを支援する”という形ができてしまい、それを独立後も続けているということになります。ですから個々の官僚の問題というよりも、非常に特異な状況のもとで生まれた法的関係を今まできちんと分析することができず変えることができてこなかったことに問題があるんです。
――今まさに「北朝鮮が・・・」というような話を皆さん気にしていると思いますが。日本の空はアメリカ軍にすべて支配されているということは、アメリカは核を日本にこっそりと持ち込んで、自国は安全なまま戦争を始めるかもしれないという戦略が行われるかもしれないと?
核の密約が日米間の密約で一番大きいんだけれども、船に積んで寄港したり、飛行機に積んで飛行場に着陸したりすることは問題にしませんという密約がある。ア メリカが一時的な形で核を持ち込もうとした時に、日本はNOと言うことはできないんです。けれどもただ一つだけ、地上への核兵器の配備というのは一貫して 拒み続けてきた。これは自民党政権の知恵だったのかもしれないですね。核兵器というのは置いた場所と置いた場所で打ち合いの関係になるから、置かなかった ら、核に関しては安全ということなんです。これから、米軍の方は日本と韓国に核兵器を陸上配備しようとするでしょう。今、北朝鮮の核がアメリカに届きそう になって打ち合いの関係になりつつあるけれど、もしも陸上配備が実現してしまい、日本と韓国にそれぞれ千発以上配備したら、日本・韓国と北朝鮮が打ち合い になる、アメリカはフリーになる。そうすると戦後の歪んだ体制が残ってしまうことになります。
――アメリカはそういう風に持ち込みたいということですよね?
それは北朝鮮対策というだけじゃなくて、日本と韓国にアメリカが自由にできる核兵器を配備したら、中国とも打ち合いの関係になると。中国に対してもものすご く有利な状況が生まれる。これから起こることはそういうこと。我々日本人は、核の陸上配備だけは皆で拒否しましょう。これだけ貫けば、僕は「朝鮮戦争レジーム」と読んでいますが、日本と米軍のおかしな関係も少しずつなくなっていく。実は、アメリカの方でも軍部じゃない国務省の方は反対している方も凄く多いんですよ。ピンチの中にチャンスがある、いま大変重要な局面を迎えていると思います。
――一般市民はまずどうすればいいでしょうか?
基本的な構造を、根本的に理解してもらえば良いと思います。この本は9章ありますけれど、全部1章ずつ四コママンガにまとめています。これをネット上で公開していますので、本を買わなくても良いので、これを皆さん読んでください。「講談社 知ってはいけない」とキーワードを入れて検索すれば出てきますから。選挙のように表面で起こっていることと、裏側で起こっていることは違いますので、より基本的な構造を理解していただきたいと思います。

――構造を理解した後は、どのように行動すれば良いでしょうか?実際に国会の前でアクティビストとして声を上げるというのは難しいですよね。どういう方法を取って「NO」と言っていけば良いのですか?
例 えば自民党が横暴な事をする、そういう時に、小池さんみたいなのが出てくるとそっちに行っちゃいますけど「それは本当か?」と考えるべきなんです。例えば 築地問題にしてもそうですが、公約を果たしているかどうかをチェックすることが大切です。それともう一つ、核兵器の陸上配備、これを言う人には投票しないこと。その点で結集して民意を示していただければと思います。
――日本人は今後どう変わっていき、どう政治と関わっていくべきでしょうか?
自分自身がこの問題を7年間研究して、法的な構造、アメリカとの歪んだ構造も理論的には分かりました。けれど、現実世界はもっと複雑怪奇で、皆それぞれポジションがあるんですね。例えば、偉くなりたいとか、お金を儲けたいと考えている人もいたりしますよね。そんな中、ある程度年齢がいった人間を中心に、一回自分のポジションを捨てて本当に今何が必要なの かを考えなくてはいけない。戦争を起こさないというのは、絶対的な善だから。あるべきポジションに立ち戻って、フェアな議論をするべきなんです。特にこれ までリベラル派の方は攻撃するだけで、自分たちの矛盾を突かれても全否定してきた。そういうことも含めて話し合って土台の問題を整理してから、右だ左だ、 安保賛成だ、反対だ、と話すべきなんだと提言したい。そして、絶対悪である戦争を防ぐには、核の陸上配備へのNO。それだけは皆さん覚えておいてください。
エリート官僚が国民には知られたくない、日米の歪んだ関係性、我々の未来を脅かす「ウラの掟」の正体とは?『知ってはいけない 隠された日本支配の構造』著者・矢部宏治が「戦後日本」のタブーを徹底解説!
https://www.jiji.com/jc/article?k=000000055.000013301&g=prt
↓少なくとも自民党と希望の党だけは任せられん!

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