【桐生花火大会】SNSに投稿した写真は、主催者のフリー素材ですか?

 

2026年9月27日に群馬県桐生市で開催される、

第6回桐生花火大会のポスターの右下に興味深いことが書いてありました。

カメラマンとして三度見しました。

 

桐生花火大会2026

 

右下に書かれている文章

 

<写真・動画の投稿について> 

桐生花火大会当日に撮影された写真、動画は、

実行委員会にて、今後の広報、広告、宣伝活動等に使用させていただく場合がございます。

撮影された写真、動画を実行委員会が広告、

広報に使用することについて承認いただけない場合は、

SNSへの投稿をお控えくださいますようにお願いします。

 

(画像、文章:第6回桐生市花火大会webより引用)

 

とのこと。
 
さらっとなかなか乱暴ですごいことが書いてあります。
僕の読解力がおかしくなければ、
 
「桐生花火大会で撮った写真をSNSに投稿するなら、
その写真を実行委員会が広告や広報に使うことも承認してください」

 
そして、
 
「それが嫌ならSNSには投稿しないでください」
 
ということ。
 
僕は写真を生業にするカメラマンなので、
これはかなり強く深く、そしてモヤモヤと引っかかりました。

先日該当事項を指摘、訂正文が出ました、

ただこの部分が出ただけで上記ポスターはそのままですが ウインク

 

桐生花火大会の写真・動画SNS投稿案内

(画像、文章:第6回桐生市花火大会webより引用)

 

新しい案内では、
 
「撮影者の許可なく実行委員会が使用することを意図したものではありません」
 
と明記され、
写真や動画を広報活動に使用する場合も、
撮影者の承諾を得たうえで活用すると説明されています。
ここは、きちんと訂正されたことを評価したいと思います。
ただ、
 
「誤解を招く表現でした」
 
という説明には少し違和感があります。
 
「おやおや? それもまた、自分たちの都合のいい解釈で強引に進めるつもりですか?」
 
と思ってしまいます。
 だって、これは「誤解を招いた」のではなく、


最初の案内そのものが間違っていたのではないでしょうか。
 
読む側が勝手に勘違いしたわけではありません。
最初の案内には、
 
「広告、広報に使用することについて承認いただけない場合は、SNSへの投稿をお控えください」
 

とはっきり書かれていました。
ところが訂正後は、
 
「撮影者の許可なく使用することを意図したものではない」
「承諾を得たうえで使用する」

 
となっています。
 
これは単なる言い回しの変更ではありません。
 
内容そのものが変わっています。
 
「誤解を招いた」という言葉にすると、
受け取った側が勝手に誤って理解した読み手も悪い、

というようにも聞こえます。
 
でも今回は、読んだ側が誤解したのではなく、
最初に示されたルールがおかしかった。
 
そこは「案内に誤りがありました」としたほうが、僕は誠実だったと思います。
 

では、なぜ僕が最初の案内にここまで引っかかったのか。
理由はもの凄くシンプルすぎるほどシンプルです。
 
写真には著作権があるからです。
 
著作権法第10条第1項第8号には、
著作物の例として「写真の著作物」が明記されています。
 
そして著作権法第21条では複製権、
第23条では公衆送信権などが著作者の権利として定められています。
 
つまり、


SNSに写真を投稿したからといって、
その瞬間に写真がフリー素材になるわけではありません。

 
Instagramに載せた。
Xに載せた。
Facebookに載せた。
 
だから第三者が広告に使っていい。
 
という話にはなりません。
 
僕が花火大会へ行って、
撮影場所を探して、
三脚を立てて、
構図を考えて、
露出を決めて、
何十枚、何百枚と写真を撮る。
 
帰宅して、
RAWデータを現像して、
色や明るさを整えて、
 
「これはいい写真が撮れた」
 
と思ってInstagramへ載せる。
 
ここまでは、
僕が自分の写真を自分のSNSへ公開しただけです。
 
ところが後日、
その写真がポスターになっていた。
チラシになっていた。
公式サイトに使われていた。
広告になっていた。
そして問い合わせたら、
 
「SNSに投稿されましたよね?」
「注意事項に書いてありました」

 
では、さすがに話が違います。
 
著作権法第63条では、
著作権者が他人に著作物の利用を許諾できること、
そして許諾を受けた側は、
その利用方法や条件の範囲内で利用できることが定められています。

 
これが普通だと思うんです。
 
使いたいなら、
撮影者に一言聞けばいい。
 
「素敵な写真なので、
桐生花火大会の広報に使わせていただけませんか?」

 
たったそれだけです。
 
どこで使うのか。
ホームページなのか。
ポスターなのか。
SNSなのか。
広告なのか。
 
いつまで使うのか。
加工していいのか。
撮影者名を載せるのか。
無償なのか有償なのか。
 
そういうことを確認して、
 
「それなら使っていいですよ」
 
となる。
僕だって地域のお祭りなら、
 
「どうぞ使ってください」
 
と言うことはあります。
クレジットなんていりませんよ、
と言うことだってあります。
でも、
 
「僕が使っていいと言った」
 
のと、
 
「SNSに載せたんだから使っていいですよね」
 

では、意味がまったく違います。
 
そして、人が写っている写真なら、
話はさらに複雑になります。
僕がお客さんに、
 
「この写真を僕のInstagramに載せてもいいですか?」
 
と許可をいただいたとしても、
 
その人が許可したのは、
僕のInstagramへの掲載です。
 
その写真が突然、
翌年の花火大会のポスターになったり、
広告に使われたりすることまで承諾したとは、
普通は考えないでしょう。
 
撮った人の権利。
写っている人への配慮。

 
写真は、そんなに軽々に雑に扱っていいものではありません。
そして僕が最初の文章で一番引っかかったのは、
 
「使用させていただく場合がございます」
 

ではありません。
その後の、
 
「承認いただけない場合は、SNSへの投稿をお控えください」
 
という部分です。
写真を使われたくない人に、
 
「だったらSNSに載せないでください」
 

と言ってしまう。
そこを一緒にする必要がありますかね、横暴で自分勝手すぎます。
 
自分の写真を自分のSNSに掲載することと、
第三者の広告利用を許可することは、別の話です。

 
僕なら、
 
「SNS等に投稿された写真の中から、
広報活動への使用をお願いする場合がございます。
その場合は撮影者へご連絡のうえ、
利用方法等をご相談させていただきます」
 

と書きます。
 
これで何か困るのでしょうか。
撮影者に一本連絡する。
たったそれだけです。
 
そしてもうひとつ。
 
写真を撮り、
自分が見たものや感じたものをSNSで発表することも、
ひとつの表現活動だと思います。
 
もちろん今回の件だけで、
「憲法第21条違反だ」
「検閲だ」

などと言うつもりはありません。
 
ただ、
 
「広告利用を認めないならSNSへの投稿も控えてください」
 
という条件は、
写真を発表する側からすると、
かなりあり得ない事、ワガママすぎです。
 
自分では発表したい。
でも広告には使ってほしくない。
 
そんな選択があって当然だと思います。
 
今回、実行委員会は案内を訂正し、
撮影者の許可なく写真を使用するものではないことを明確にしました。
その訂正については、素直に評価したいと思います。
ただ、
 
「誤解を招いた」
 
というより、
 
「最初の案内が間違っていた」
 
と素直に過ちを認めるべきです、その方が僕はもっと潔かったと思います。

 

ですので僕としては現状まだまだワガママで不誠実だと感じます
 

間違えることはあります。
大切なのは、
間違えたあとにどうするかです。
でも今回、ひとつだけはっきりしました。
 
SNSに投稿した写真は、主催者のフリー素材ではありません。
 
そして実行委員会も今回、それを明確にしました。

 
花火は数秒で消えます。
写真は、その先もずっと残ります。
 
だからこそ、
その写真を撮った人の気持ちも、
その写真に写った人の気持ちも、
大切にしてほしいと思います。

 

 

 

 

 

カメラ 結婚式、フォトウエディング、前撮り、お宮参りや七五三の写真、

成人式、遺影、家族写真などの撮影を承っています、

詳しくは下記よりお問い合わせください、価格は15,000円からです。

 

ウエディングドレス結婚式場選びのご相談も無料で行っています、お気軽にお問い合わせください。

 

 

ウエディングカメラマンの裏話 結婚式 フォトウエディング カメラマン フォトグラファー

 

ダルマ日程の空き状況だけ確認をされたい方はコチラから

 

やぎ座 撮影依頼に関してのお問い合わせメールはコチラから

 

友だち追加 ←LINEでのお問い合わせはこちら

 

ウエディングカメラマンの裏話をフォローしてね!   dapanda45

カメラ自己紹介と他己紹介といいね1,000以上の人気記事

 

ウエディングケーキお客様に書いていただいた僕にまつわる記事などなど

パンダ念願のステキなアルバム

パンダdapandaの印象って

パンダdapandaってこんなカメラマンです

 

 

パンダブログからご依頼の特典もあります

ベル【残りあとわずか】

ブログから結婚式撮影のお問い合わせ&お申し込みの方だけのオマケあります。

(毎月2組限定&お申込みから1週間以内の要応募)

 

カメラマン持ち込み費用負担(例:40,000円→無料)

・ミニアルバム無料

・アルバムページ10ページ増量(25,000円相当)

・手焼きプリント20枚(44,000円相当)

    にほんブログ村 写真ブログ 結婚写真へ

ダイヤモンドゼクシィに掲載をされました

カメラ現場フォトグラファーが伝授! スナップ写真の上手なオーダー術

ウエディングドレス[式当日のスナップ撮影] 残念ショット回避のために心掛けるべきポイント6

 

プレゼント ブログからお問い合わせの方にお得な特典あります!! 

ダイヤオレンジ前撮り&結婚式当日ロケーション撮影料金無料

ダイヤオレンジ手焼き風プリント30カットプレゼント 

ダイヤオレンジお得な特別限定プランをご用意

ダイヤオレンジ秘密なプレゼント(在庫限り)

 

 

今まで23年間2,500組のカップルの結婚式を撮影してきました。
お二人の結婚式、心とダジャレを込めて撮影させていただきます。

よろしければ運営しているwebサイトのご紹介をさせていただいております、
結婚式のスナップ写真撮影依頼についてなど、上記よりお気軽にご相談ください。

 

パンダ撮影のお問い合わせのメールにはすでに撮影予定が入っていても、

48時間以内に必ずお返事をさせていただいています。
●「問い合わせをしたけど、返事がまだ届かない…」 そんな時は【迷惑メールフォルダ】の中をご確認ください。
●スマートフォンや携帯電話からのお問い合わせの場合、設定によりこちらからのメールが送れないことも多いです。パソコンメール、URL付きメールを受信する設定にされて再度お問い合わせ下さい。
それでもメールがないようであれば、 念力かメールで再度ご連絡下さい
手紙パンダ

 

【TV&ラジオ出演】■旬感LIVE とれたてっ!(関西テレビ放送) ■『Mr.サンデー』(フジテレビ)■『ブログの女王』(テレビ東京)■『MUSIC PLUS』(J-WAVE)■『site9-11』(FMぐんま)

 

【メディア掲載】■ゼクシィ(リクルート)■AERA(朝日新聞出版) ■写真好きのための法律&マナー(朝日新聞出版)■アサヒカメラ2017年12月号(朝日新聞出版)■日本写真家協会会報2017年11月号(JPS)■『本当にあったブログ内緒話』(大洋図書)■信濃毎日新聞 ■ねっため(ソフトバンククリエイティブ)■ドバイ政府観光・商務局 ■H.I.S.


■アメーバブログさんが運営されています『アメばこ』にインタビューされました。
『アメばこオススメブログ ウエディングカメラマンの裏話』