ウエディングカメラマンの裏話*-結婚式 写真

今年は不景気の影響からか結婚式全体の単価も激減しているようですね。
昨年までは価値のものには多少高くても、購入していた方も多かったようですが、
今年は第一にコストカット、そして第二にコストカット、3、4が無くてコストカット。
と価格をとても重視する傾向にあるようです。

その影響か、外注のスナップ写真会社も今年から安価な会社さんがたくさん創業しました。
新郎新婦もサンプルアルバムを見てある程度写っていれば妥協して、
より安い業者さんを選ぶ傾向が多いようです。

しかし安いといっても、こっそりとアルバムやデータが別売りだったり、
気に入った写真をアルバムに入れるには別料金だったり、
絶対に撮影時間の延長料金が加算されるシステムになっていたりと、
当然結婚式には慣れていない新郎新婦を追加料金で惑わすシステムの会社が多いです。
追加料金を足した最終費用を見てみるとうちより高いなんて会社がほとんどです。

そんな慣れない新郎新婦を不透明な料金体系で翻弄させてしまうなんて心苦しいので、
うちではそれら全部が含まれている価格にしています。
でもそのため実はリーズナブルなのですが高く見えてしまうようです。
レストランに例えれば、他社さんはアラカルトメニューがメインですが、
うちではコース料理がメインです、やはり最後は甘いデザートが大切ですからね。
お客様によっては、デザートのあとにカツ丼を付けてしまうぐらいですから('A`)

写真セレクトなどアルバム校正は自由、結婚報告ハガキがプランに含まれていたりと、
「内容から考えれば破格ですね」と色々な会社を比較されたお客様からは、
言われることが多いのですが、
値段だけど見られている方や、比較をしてない方には割高に写ってしまうようです。
こんな傾向が続くのであれば、うちの事務所も来年には廃業かななんて思ってもしまいます。

うちの事務所にご依頼される新郎新婦さんは、写真にこだわられている方がとても多いです。
写真に対する情熱、愛情を感じて僕もそれに応えようと頑張って撮影しています。
そしていつもうれしい感謝のお言葉の数々。
そんな言霊でいつも頑張って撮影して、頑張ってダジャレしています('A`)

先日うちでも検討していただいたのですが、
やはり予算的に難しいと言うことで、アルバムを付けて12~13万円と、
ぱっと見リーズナブルな写真会社に頼まれたお二人からメールが来ました。
楽しい結婚式の報告かなと思ってメールを読むと、
そこにはとても怖く悲しいことが書かれていました。

「頼んだ業者が倒産しました、
データ、アルバムともに永久的に納品されることはなくなりました」


あっという間の倒産。
一時期ITベンチャー会社などこういったペーパー起業の傾向が多かったですが、
結婚式の写真業界にも同じ事が起こっているようです。
依頼した会社は去年の暮れ創業したばかりの写真会社。

倒産したらどうなるかといえば、
その会社に残っている資産を債権者(新郎新婦)に分配される形になりますが、
例えば口座に10万円しか残っていなく、
債権者が100組いたら一組あたり1,000円を分配されて終わりです。
あとは泣くしかありません。運転資金が潤沢で倒産するなんて上場企業でもないので、
中小企業の倒産など上記のようなケースが多いようです。

データやアルバムも、倒産時に製作完了されていれば渡せるかと思いますが、
倒産後にプロ意識で頑張って納品されることはまずありません。
上記の会社も「倒産しました、納品できないのでよろしく」で終了です。
モラルは問題ですが、法的にはなんの問題もありません。

実はこういったケースは稀なケースではありません。
去年の暮れから多方面で聞く話なのです。
幽霊会社を立ち上げ、たくさん広告を打って売り上げを伸ばし計画倒産する。
うちに相談をしてきた新郎新婦も撮影後1週間で連絡が取れなくなった、
しばらくして「破産したからごめんね」とメールが送られてきた。
と言う方もいました。

結婚式の費用って結婚式当日までに支払いって所が多いので、
こういう計画倒産がまかり通っているようです。
うちみたいに結婚式後払いも可能な会社が増えればいいんですけどね。

また、人気の会社だったので気に入ったカメラマンに1年前に予約したが、
結婚式5日前になって「倒産したからうちでは撮れないので他に頼んで下さい」
と言われ、自分で他社に依頼するも腕の良いカメラマンの予定はおさえられ、
素人同然のようなカメラマンに撮られたとか。

その会社が倒産する前に予兆などがあるはずだから対処できたのではと、
思われた方もいるかと思います、僕もそうでした。
でも前日までブログを更新していたり、
OZや花嫁カフェなど掲示板での評判も良かったり(自作自演かもしれませんが)
twitterでつぶやいていたりと、倒産は微塵も感じませんでした。

幸せと夢の想い出を提供するはずの写真、
その職責と使命というプロ意識をも破綻させてしまう会社が多いようです。

回避するには提携写真館が一番安心、と思われる方も多いと思いますが、
提携の方がより顔の見えない業者なので、
倒産してこっそり業者を入れ替え、ビギナーなのでミス続き。
と表面には出ないそんな裏話を聞くこともあります。

ではどこの業者がよいのか?

正直言って答えはありません。
ゲストハウスが申し込み後に倒産したりと、
何が起こってもおかしくない状態がこの結婚式業界にも起こっています。
この業界で信用という言葉が軽薄になっていくのをヒシヒシと感じています。

秋の結婚式シーズンで色々写真会社を検討されている方も多いと思いますが、
まずは自分のフィーリングにあう写真を撮る写真会社、そして価格と内容、
そして信用を得る何らかの手段、会社の歴史とかカメラマンの人柄とかクチコミとか。
それらを元に精査していくしかないのかなと思います。
すでに新郎新婦が独自に情報収集するという、
自衛する時代に入っていることは間違いありません。

結婚式に潜む光と闇、
悲しい思いをされる新郎新婦が1組もいなくなるようにと、切に祈る毎日です。


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カメラ結婚式のスナップ写真撮影を承っています
今まで約1000組のカップルの結婚式を撮影してきました。
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